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2020年プロ野球ドラフト会議の上位候補、早稲田大学の早川隆久投手(4年)の意中の球団、指名予想などをリサーチしました。
夏の甲子園V・作新学院に好投
氏名:早川隆久(はやかわ・たかひさ)
生年月日:1998年7月6日(21歳)
出身地:千葉県横芝光町(よこしばひかりまち)
学歴:横芝光町立上堺(かみさかい)小学校卒業、町立横芝中学校卒業、私立木更津総合高等学校(偏差値43~56)卒業、早稲田大学スポーツ科学部(偏差値65)4年在学中
身長:179センチ
体重:72キロ
守備位置:投手
血液型:B型
投打:左投げ左打ち
甲子園成績:高2春2回戦敗退(1勝)、高3春ベスト8(2勝)、高3夏ベスト8(2勝)
大学成績:東京六大学野球、44試合、7勝12敗、155回3分の2、182奪三振(大学3年秋まで)
最速:151キロ
持ち球:スライダー、チェンジアップ、カーブ、ツーシーム
感染症対策で、春のセンバツが中止になるなど、球音がいまひとつパッとしません。
そんな中で逆に脚光を浴びているのが、2020年秋のドラフト上位候補、早大の左腕エース、早川隆久投手(4年)です。
上堺小1年の時に、ソフトボールを始めたのが、きっかけです。
横芝中時代は、軟式野球部に所属していました。
私立の強豪、木更津総合に進むと、ひじ痛で一時、外野手に転向もしました。
しかし、1年秋の新チームから、背番号「10」をもらい、投手に復帰。
自責点0で、木更津総合は秋季県大会で優勝、関東大会で準優勝を果たしました。
その結果、翌2015年の春のセンバツに出場。
1回戦で岡山理大付(岡山)と対戦し、8-3と快勝しました。
早川隆久投手は先発、先制点こそ奪われたものの、7回を投げて被安打6、奪三振3で自責点3の好投を見せました。
続く2回戦では、静岡と対戦。やはり先発した早川隆久投手は、5回を投げて被安打8、奪三振4とムラのある投球で4-2と競り負けてしまいました。
高2の秋からは背番号「1」を付け、新チームのエースに。
早川隆久投手の好投もあって、木更津総合は県大会優勝、関東大会も優勝。
翌2016年の春のセンバツに出場を決めました。
1回戦の札幌第一戦で、早川隆久投手は先発して完投、5-2とチームを勝利に導きました。
この試合で、早川隆久投手は9回を投げて被安打6、10奪三振を挙げる好投。
2回戦では、大阪桐蔭と対戦して、4-1と快勝しました。
早川隆久投手は先発、完投。9回を投げて被安打5、奪三振6、課題だった与四死球は1,自責点1と成長を見せました。
しかし、続く準々決勝で、木更津総合は秀岳館(熊本)に2-1と、逆転サヨナラ負けを喫しました。
早川隆久投手は9回2死まで追い込みながら、一三塁から適時打、さらに二塁打を浴び、悔しい敗北です。
2016年夏、木更津総合は千葉大会を勝ち抜いて、夏の甲子園に出場。
初戦の2回戦で、唐津商(佐賀)に2-0と、早川隆久投手は完封勝ちを収めました。
続く3回戦の広島新庄戦でも、早川隆久投手は2-0と完封勝ちを収めました。
迎えた準々決勝では、作新学院(栃木)と対戦。
早川隆久投手は先発しましたが、1回2死からソロ本塁打、3回には2ランを打たれて失点。
味方の攻撃は1点でとどまり、3-1で敗れました。
この大会で、作新学院は準決勝は10-2で明徳義塾(高知)を倒し、決勝では北海(南北海道)を7-1で下しています。
それを考えると、早川隆久投手の木更津総合は、決勝に進んでもおかしくなかったチームとなります。
失点もいずれも本塁打。逆に考えると、相手は、本塁打を打つ以外に点を奪えなかったわけで、早川隆久投手の投球は光ったと言えます。
この試合で、早川隆久投手は9回を投げて被安打6、奪三振7でした。
対戦した作新学院の今井達也投手(21歳)は2016年ドラフト1位で、西武に入団しています。
それを考えると、早川隆久投手も高校時代にドラフト上位指名を受けて、プロ入りしてもおかしくない逸材だったと言えるでしょう。
早大野球部新主将に、巨人2軍にホロ苦デビュー
2017年4月、早川隆久投手は早大に進学しました。
1年春のリーグ戦から登板。8試合で19回3分の1を投げて被安打22、奪三振28、防御率5.12の成績を残しました。
1年の春から、六大学野球で通用したわけで、やはりいい投手なんですね。
3年秋までに通算で7勝12敗、奪三振182を挙げています。
おかげで評価もうなぎ登り、一躍、2020年秋のドラフト上位候補となったことは、ご存じの通りです。
最終学年4年の2020年度は、早大野球部の主将に就きました。
2020年3月22日には、プロ野球・巨人の2軍との練習試合で先発。
初回2死から3連打で2点を失い、終わってみれば5回9安打4失点でした。
「今日は、悪い点が、明確に見えました。変化球を投げる時に、真っすぐに見せて変化球を振らせないと。プロは低めの対応力が高いし、詰まらせても安打になります。得たモノは大きい」
早大・小宮山監督の古巣・ロッテが熱視線
2020年秋のドラフト会議で上位指名が確実視される早川隆久投手ですが、プロ野球では、ソフトバンク、西武、巨人、ロッテ、日本ハムの5球団が熱心に視察を行っています。
なので、予想されるドラフト指名球団はこの5球団に加えて、左投手に強いこだわりを持つ横浜DeNA、神宮球場がホームのヤクルト、早大野球部とのつながりを持つ阪神など3球団、あわせて8球団が指名する可能性があります。
現段階では、早川隆久投手自身は、意中の球団などを明らかにしていませんが、早大野球部の小宮山悟監督(54歳)の古巣であり、自身の故郷・千葉県の球団である千葉ロッテに特別な思い入れがあると思われます。
ちなみに、小宮山悟監督は千葉県の柏市出身で、早川隆久投手にとっては故郷と大学、2つでの直系の先輩後輩となります。
それだけに、早川隆久投手は、やっぱり千葉ロッテが意中の球団の一つなのではないでしょうか。
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