楠エンゼル幼稚園のバスにひかれ1歳児が死亡!栃木県小山市の事故現場や原因に対策は?












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幼稚園バスに、1歳男児がひかれて亡くなる痛ましい事故が発生しました。事故の原因や予防策を緊急リサーチです。

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母の気付かぬ間に、1歳児が後追い

何とも痛ましい事故が発生しました。

栃木県小山市横倉新田の市道で、2月18日午後3時10分ごろ、男児(1)が幼稚園の送迎バスにひかれて死亡しました。

栃木県警小山署の調べでは、2月18日午後3時すぎ、小山市横倉新田の住宅街で、母親から110番通報がありました。

「子どもがバスにひかれた」

警察などが駆けつけたところ、1歳の野口晃弘ちゃんが、幼稚園の送迎バスの前輪にひかれているのが見つかり、病院に運ばれましたが、搬送後に死亡が確認されました。

小山署によりますと、送迎バスは、晃弘ちゃんの姉(6歳)を、幼稚園から自宅の近くまで送ってきました。

姉を迎えに母親が外に出たところ、野口晃弘ちゃんは、母親の気付かぬ間に、後を付いて出たと見られています。

小山署は運転手の小山市西城南4丁目、高嶋厚容疑者(65歳)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて調べています。

高嶋厚容疑者は、小山署の調べに対して、容疑を認めています。

「周りをよく見ないで、発進させてしまった」

一方、バスを運行する楠エンゼル幼稚園の小野瀬泰弘園長は、遺族や関係者、関係機関に対して謝罪しています。

「本当にご遺族の皆さま、申し訳ありませんでした。我々のほうの確認が足りなかった、それに尽きます」

幼稚園バスの運行に、ネット上で様々な意見

この痛ましい事故に対して、報道の直後から、ネット上で様々な声が寄せられています。

悲劇を二度と起こさないためには

しかし、それにしても、この事故を防ぐ方法はなかったのでしょうか。

事故を興した幼稚園バスの外観を見ると、後部ハッチの上部にバックカメラらしき物が取り付けられています。

常識的に見て、この種の幼稚園バスには、安全のため、バックカメラが設置されていたはずです。

おそらく、運転手の高嶋厚容疑者も、発進時にバスの後部は確認したと思われます。

しかし、報道などによると前輪、恐らくは左の歩道側の前輪によちよち歩きの野口晃弘ちゃんを巻き込んでしまったと推定されます。

構造的に、前輪の前の安全確認は難しいです。これは自動車を運転する人なら、誰でも理解できるはずです。

前輪が運転席より前方にある乗用車でも難しいのに、運転席の後方に前輪があるバスは、なおさら難しいです。

私の普段乗るバスでは、運転手さんが発進の際に、安全の指呼確認を必ずしています。

「右よし、左よし、前よし、後よし」

4方向で安全確認を取れてから、一拍を置いて、バスを発進させています。

それも通常の乗用車の発進ではなく、ATのスリープを利用して、そろそろという感じでスタートさせています。

結局のところ、幼稚園バスでも同じ手法で安全確認を十分に図るしかないと思います。

どうしても、運転手さんは、一刻でも早く次の目的地にお子さんを届けたい気持ちになると思います。

しかし、そこをグッとこらえて、安全を第一にしていただきたいです。

子どもは予想外の行動に出ます。わざと車体の陰に隠れるような形で身を置く子だっているでしょう。

もしも、一人歩きの子どもを見かけたら、発進する際に、その子の姿を再び確認する。

もしも視界にいない場合、いったん、バスから降りて、車体の周りと下部を目視で確認するぐらいの慎重さがあっていいと、私は思います。

これは、私の個人的な習慣なのですが、ド田舎出身の私は、車に乗り込むときに、車の下を覗き込む癖があります。

犬や猫などの小動物が潜り込んでいないか、確認するためです。

夜間など目で確認できないときは、わざと小石や土くれを蹴ったりして物音を立て、小動物が気付くようにしています。

道交法では決してそんな義務はないのですが、まあ、田舎で暮らす者の生活の知恵ですね。

幼稚園バスの運転手さんは、小さな子どもたちの命を預かる重要な仕事です。

安全の上に安全を、注意の上に注意を、なおいっそう、じゅうぶんに払って日々の仕事に対してほしいと願います。

これをお読みの運転手さん、何とぞいっそうの安全運転をお願いします。

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