ドライブライン(米野球トレーニング施設)で球速アップ?プロ投手に人気の理由や費用!












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米シアトルの〈ドライブライン・ベースボール〉が、日本のプロ野球投手に人気です。球速アップのトレーニング方法や費用、入門方法をリサーチしました。

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阪神・藤浪、中日投手らが自主トレに招く

米シアトルの野球トレーニング施設〈ドライブライン・ベースボール〉(以後〈ドライブライン〉と省略)が、2019年オフ(2019年11月~2020年1月)に、日本のプロ野球選手に大人気でした。

阪神の藤浪晋太郎投手(25歳)や=8年目=や、中日の投手たちが1人50万円を支払って沖縄に〈ドライブライン〉のスタッフを呼び、自主トレーニングしたことでも話題になりました。

また、ソフトバンク、ロッテ、日本ハムは、球団負担で米国の〈ドライブライン〉に選手を派遣したり、現地からスタッフを招いたりもしました。

藤浪晋太郎投手の場合、早速、効果があったのか、2月4日の沖縄・宜野座キャンプで、シート打撃に今季初登板。

打者5人に対し、2安打1四球2失点。最速154キロ。

まあ、2月上旬のキャンプ前半は、1月の自主トレで素振りを重ねてきた打者が有利。一方、投手は、これから肩をつくってゆく時期です。

なので、数字は全然、参考になりません。単なる目安に過ぎません。

しかし、そんな数字以上に、藤浪晋太郎投手の制球力は、グッとアップしました。

2019年までの藤浪晋太郎投手は、極端な制球難で、元中日の山本昌・臨時コーチ(54歳)も、苦労ひとしおだったはず。

「あれだけの投手。いい方向に向かったらスッといく。一番のネックである、抜け球が減ること。現状、何本ヒットが出たとか、四球を出したとか、関係ない」

〈ドライブライン〉の創設者カイル・ボディー

〈ドライブライン〉は2012年、米ワシントン州ケントで、カイル・ボディー(37歳)によって創設されました。

カイル・ボディーは1983年、米オハイオ州パルマ出身。オハイオ州ベリアにあるボールドウィン・ウォレス大学に入り、最終的に中退するまで、コンピューターサイエンスと経済学を学びました。

大学を終えた後、カイル・ボディーは、オンラインポーカーのサイト〈ポーカースターズ〉で、セキュリティーフローの欠陥を検証する仕事に就きました。さらに、マイクロソフト社で1年、様々なデータ分析の会社でも働きました。

また、シアトルのルーズベルト高校で2年間、野球コーチも務めました。

オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーン(57歳)のチーム編成へのセイバーメトリクス的手法についての米ジャーナリスト、マイケル・ルイス(59歳)の『マネー・ボール』(2003)を読んで触発されたカイル・ボディーは、選手育成法の研究とテストを始めました。

2008年、カイル・ボディーは「ドライブライン・メカニクス」というブログを始めました。

ブログは、メジャーリーグの元投手、マイク・マーシャル(77歳)の理論に強い信頼に基づいていました。

マイク・マーシャルの理論をテストするために、カイル・ボディーは、高速度撮影カメラや筋電センサー、フォースプレート、慣性計測装置、肘関節トルク測定器を備えた生体工学の研究所をシアトルに創設。

研究所の研究や、ハワイ大教授コープ・ドレネとの研究協力を通して、カイル・ボディーは、体重を付けたり落としたりすることが、投球時の球速アップに多大な影響を及ぼすことを発見しました。

また、適切な動作と十分な回復を図る限り、投球を増やすほうが、かえって腕が丈夫になることも突き止めました。

2012年、カイル・ボディーは〈ドライブライン〉を創設しました。

ワシントン州ケントにある練習施設で、カイル・ボディーは、球速アップやコンディション調整を目指すプロやアマの投手をコーチしています。

その中には、トレバー・バウアー(29歳)=レッズ=やダン・ストレイリー(31歳)=現・韓国ロッテジャイアンツ=、ケイレブ・コーザム(32歳)=現・レッズコーチ=、クリス・カプアーノ(41歳)=元ブルワーズ=、ジョー・ベイメル(42歳)=元パイレーツ=、マット・ボイド(29歳)=タイガース=らメジャーリーガーのクライアントもいます。
カイル・ボディーは、ロサンゼルス・ドジャース、クリーブランド・インディアンスなどメジャーリーグのチームの顧問やドラフト前アナリストを務めています。

また、ヴァンダービルト、オレゴン州立、2016大学ワールドシリーズの勝者、コースタルカロライナなど大学の顧問も務めています。

〈ドライブライン〉はまた全米の高校と提携し、ワシントン州で9歳児の投手のためのキャンプを行っています。

2019年10月から、カイル・ボディーは、シンシナティ・レッズの投手編成ディレクター、、ピッチングコンティショナーを務めています。

異なる重さの球、詳細データで球速アップ

〈ドライブライン〉の投手の球速アップには、定評があります。

100グラムから2000グラムまでの異なる重さのボールを使った練習で、球速とスタミナ向上を目指します。

詳細な計測データに基づいたフォーム修整や、体づくりなども、指導しています。

最初のメジャーリーグのクライアントは、レッズのトレバー・バウアー投手でした。

2人は2012年に知り合い、2013年から2014年まで、共にトレーニングを続けました。

その結果、トレバー・バウアーは、2015年から5年連続で10勝以上を挙げ続けています。
投手が投球に必要なトルクと回転に正確な焦点を当てることで、投手は常時、速球のスピードが時速2マイル(3.22キロ)から時速4マイル(6.44キロ)も上がります。

トレーニングで、故障や違和感も

しかし、一方で〈ドライブライン〉のトレーニングによる「副作用」についても、一部でささやかれています。

メジャーリーグでのプレー経験がある球界OBが打ち明けます。

「〈ドライブライン〉は、様々なトレーニングをやっても、うまくいかなかった人の最後の行き場です。

ですが、実際に〈ドライブライン〉の練習で、肩や肘(ひじ)を故障したり、違和感を訴えたりする投手もいます。

日本ハムの吉田輝星投手(19歳)が、秋季キャンプ中に肘の違和感を訴えたのも、無関係ではないとの声も聞きます。

米国では〈ドライブライン〉のトレーニングによる故障リスクを警告する実験結果も、発表されています」

スポーツ科学の神事努・国学院大人間開発学部准教授も、メディアなどで注意を呼び掛けています。

「個々の体力測定、動作解析を基に、その投手に見合ったフォームに修整する点は、評価できます。

日本の野球指導者には、深く考えもせずに、フォームを改造させるケースもあります。

重い球を使った投球動作で、腕のエネルギー伝達のロスを防ぎ、体幹の力をより伝達する方法を覚える。

それが、球速アップにもつながると見られていますが、問題は、肘へのリスクです」

人間の肘は、ちょうつがいと同じで、1つの方向にしか回りません。

重い球を使うと、肘が本来動かない方向への力が掛かります。このため、内側の側副靱帯に負荷が掛かり、肘を痛めると考えられます。

「日本の投手は、小学生からの投げ過ぎで、肘に“緩み”ができた人が、結構います。

緩んでいるところに大きな負荷を掛けると、裂隙(れつげき)と言って、靱帯に影響を及ぼします。超音波による診断で左右の肘の緩みが同じかどうかを検査するなど、個々の選手の状態に合わせて、採り入れた方がいいと思います」

独特の投手のトレーニング理論を確立した〈ドライブライン〉。日本のプロ野球選手の人気につられて、飛び付くのは避けたほうが賢明でしょう。

〈ドライブライン〉の申し込み方法や費用は?

〈ドライブライン〉は、公式サイトから、コーチングが申し込めるようになっています。
主なコースは、次の3つです。

■ピッチング分析基礎(Foundation of Pitching Certification )999ドル(1ドル=110円換算で10万9890円、米国には消費税なし)。

■ピッチデザイン分析基礎(Basics of Pitch Design Certification)399ドル(4万3890円)

■ユース野球発達コース(Youth Baseball Developments)149ドル(1万6390円)

他にも打者向けコースなどが用意されているので、公式サイトをご覧になってください。

https://coaches.drivelinebaseball.com/courses/

各コースは、開始時期はなく、いつでもスタートできます。また、コースの期間も特に限られてはいません。

ただし、各種データ分析のため、実際に米ワシントン州ケントに足を運ぶ必要があります。

〈ドライブライン〉の所在、電話番号、メールアドレスは、以下に掲載されています。
https://www.drivelinebaseball.com/contact/

最初は、メールで問い合わせるのがいいと思います。また、野球の英語は独特なので、なるべくプリントにしてもらうほうが、よいと思います。可能ならば、通訳をつけたほうがいいと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200201-00000005-nkgendai-base

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