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タレント板東英二さん(79歳)が「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で暴走。少女に贈られた松ぼっくりを捨て、番組に2億円を請求するなど、炎上しています。
少女に贈られた松ぼっくりは? ロッシー◎ 西村瑞樹〇 ナダル×
1月22日(水)に放送された人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)。
メーンコーナーである「説のプレゼン」。
ご存じない方のために説明すると、人は――主として、タレントは、こういう状況では、こんな反応をするんじゃないかという説を、隠し撮りなどで検証するコーナーです。
例えば、テレビ局の控室に戻ってきて、キスをしているカップルがいたら、思わず謝っちゃうんじゃないか、とか。
ステージ中に、悪臭の空気砲を撃たれたら、どんな反応をするだろうか、とか。
そういったタレントたちの行動を撮ったVTRをリポーターが紹介して、スタジオ出演者のダウンタウン(浜田雅功、松本人志)やゲストがコメントする人気コーナーです。
問題の説は、たむらけんじさん(46歳)がリポーターを務めた「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」です。
架空の偽番組のロケで来た芸人に、仕込みの母娘がファンを装って接近、握手を求めます。
芸人が握手に応じると、少女がお礼に大ぶりの松ぼっくりを差し出します。
そこへ、すかさず、母親役の女性が、割って入ります。
「カナちゃん、その松ぼっくり、大切な宝物じゃない?」
すると、カナちゃんと呼ばれた少女はニッコリ、首を横に振ります。
「いいの」
そうやって渡された少女の宝物である松ぼっくりを、果たして芸人は持ち帰るか、それとも、どこかで捨ててしまうか。意外に、捨てられないのではないか。
その検証が「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」です。
のっけに登場は、お笑いコンビ〈バイきんぐ〉の西村瑞樹さん(42歳)です。
結果、西村瑞樹さんはロケ終了後、贈られた松ぼっくりを局まで持ち帰ります。ADに松ぼっくりを問われて「もらったんです、家まで持って帰ります」。
ここまでは、いいお話と見せかけて、西村瑞樹さんは、松ぼっくりを後日、バーベキューの着火剤に使うと悪魔的な笑みを見せます。スタジオからは、女性ゲストの悲鳴が(笑)。
第2弾は、ナダルさん(35歳)。全てを嘘で固めた、人でなし設定の芸風のナダルさん。
同様に少女から松ぼっくりを渡されるも、ロケバスに戻る途中の道で、木の下に松ぼっくりを捨ててしまいます。
番組撮影班は、すかさず母娘を再投入。さっき渡した松ぼっくりを、やっぱり返してくれと求めます。
ナダルさんは渋々、松ぼっくりを取りに戻って返します。
撮影班にネタ明かしされると、ナダルさんは、以後はもう、松ぼっくりみたいな力のこもっていない贈り物はもらわないと宣言します(笑)。
第3弾は〈野性爆弾〉のロッシーさん(44歳)。メチャメチャ人のいいロッシーさんは、渡された松ぼっくりを自宅に持ち帰り、居間の水槽の上に飾ります。
嫁さんの証言では、ロッシーさんは、息子さんと一緒に松ぼっくりを水に入れると縮む実験までしていました。
そんなロッシーさんを1週間後、例の母娘が自宅近くで待ち伏せします。母娘が松ぼっくりを返してくれと頼むと、ロッシーさんは快諾。
何の疑問も持たずに、自宅から持ってきた松ぼっくりを、笑顔で少女に返します。何ていい奴、とスタジオから嘆声。
さらに、番組スタッフからネタ明かしをされても、キョトン。
「(撮影の狙いは)秋到来の季節とか!?」
あまりの天然ぶりに、逆に「おっかない奴」と、スタジオは笑いの渦に包まれます。
そんな和やかなシーンの後、満を持して板東英二さんが登場となったのです。
まもなく22時から「水曜日のダウンタウン」放送始まります!!
▼「田舎に泊まろう!」で家に泊めてくれた田舎の人が「泊めて」と逆にやってきたら、受け入れざるを得ない説▼子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説 他#水曜日のダウンタウン #tbs— 水曜日のダウンタウン (@wed_downtown) 2020年1月22日
水曜日のダウンタウンみてるんだけど、板東英二やばすぎて引いた pic.twitter.com/V2UNAFTvkv
— まじかる☆ふれあ (@tsuru_chanpo25) 2020年1月22日
水曜日のダウンタウン見てたけど、板東英二はテレビ向けじゃないな。病んでるのかな?
とにかく不愉快だった。 pic.twitter.com/1G5j34paDe— 匿名Kのつぶやき (@tokumei_k_) 2020年1月22日
板東英二、らしからぬ神対応
冒頭、偽番組のロケで、板東英二さんは、お握りの食レポを撮ります。
ところが、のっけから、板東英二さんは「一般人」であるお店のおばちゃんに辛口コメント。
「このおコメは、おいしいけど、このシャケは、どこででも食べたこと、ありますよ」
これには、おばちゃんも苦笑い。
「あ、そうですか!? 本当ですか」
こんな辛辣(しんらつ)な食レポってあり!? 何やら、嫌な予感が広がります。
次のシーン。ロケの合間、公園に1人たたずむ板東英二さんに、母娘が近寄ります。
「板東さんですか?」
声を掛けられた板東英二さんは、意外な反応。
「何で?」
気にせず、娘役のカナちゃんは、板東英二さんに握手を求めます。
カナちゃん「握手してください」
板東英二「いや」
しかし、次の瞬間、板東英二さんは満面の笑みで、お母さん役の女性と握手。カナちゃんを抱き寄せて、ハグします。
「ウチの孫はもうね、26、7か」
カナちゃんは、笑いながら、松ぼっくりを差し出します。
「お礼に、これ、あげます」
板東英二さんが受け取ると、横から、お母さんが、心配そうに割って入ります。
お母さん「これね、カナちゃんの宝物なの。大丈夫、あげちゃって?」
カナちゃん「うん」
これには、板東英二さんも感心した風に背を伸ばします。
板東英二「へー。はい、ありがとうございました」
カナちゃん「大切にしてください」
カナちゃんは手を振って、お母さんと一緒に帰ります。板東英二さんも、手を振り返します。
板東英二「ありがとう、バイバーイ」
お母さん「ありがとうございます、すみません」
板東英二「とんでもございません」
ひ孫ほどの少女に対して、らしからぬ神対応を見せた板東英二さんでした。
たった2分で松ぼっくり捨て、鬼板東に
ところが、現れた偽撮影スタッフさんが、ロケバスの運転手さんが不在で、車内に入れないと告げました。
板東英二「鍵、しまってんの?」
スタッフ「ちょっと、こちらで。すぐ、お呼びしますので」
板東英二「はいはい」
次の瞬間、板東英二さんは急に、左手で持っていた松ぼっくりを無造作に地面に捨てました。
これには「えー!!」とゲストの渡辺直美さん(32歳)、指原莉乃さん(27歳)から悲鳴が。
そこへ、すかさず少女と母親を投入です。
カナちゃん「板東さーん、一緒に写真、撮ってください」
板東英二「いや、写真だけは、ご勘弁ください」
お母さん「あの1枚だけ……」
板東英二「いや、ダメなんです、僕は」
お母さん「そうなんですか……」
残念そうだったお母さんですが、気を取り直します。
お母さん「(カナちゃんに向かって)あっ、じゃあ、もう一度、握手してもらう?」
板東英二「いや、もうご勘弁ください」
お母さん「今日、ロケなんですか?」
板東英二「はい」
お母さん「何の番組?」
板東英二「知らないです」
お母さん「あ、そうなんですか……」
板東英二さんは、母娘を置いて、スタスタと歩き去ってゆきます。
わずか2分前の神対応は、どこへやら。
板東英二「使わなかったら、2億円ください」
とても、松ぼっくりの返却を求める空気ではなくなってしまったので、撮影スタッフはネタ明かしをします。
スタッフ「板東さん、このロケ、ニセロケでして。何の番組か、分かります?」
しかし、板東英二さんは鬼になったまま。
板東英二「知りません。言われて、ギャラくれたら、それで十分です」
スタッフ「実は、TBSの『水曜日のダウンタウン』という番組なんですが」
板東英二「ほな、松ちゃんが、ちゃんとやってくれるでしょ、そりゃ。俺のことは一番、よく知ってるから」
振られて、スタジオの松本人志さん(56歳)は「ちょっと、待ってーや」と、身をよじって苦笑いです。
再び、シーンは、ロケ現場に戻ります。スタッフが、板東英二さんが、カナちゃんの宝物の松ぼっくりをすてたことを問うと、
板東英二「宝物は、土に還したらいいじゃないですか」
スタッフ「『大事にしてね』って、お子さん言ってたと思うんですけど」
板東英二「一番、大事にするのは、土に還すことでしょ」
スタッフ「…………」
さらに、板東英二さんは、引きつった風な笑みを浮かべます。
板東英二「僕、作ったようなのは、映画とかドラマで、もう十分です、もう」
スタッフ「どういうことですか?」
板東英二「これだったら、僕が要らんこと言ったら、それ、カットするかどうかって。差別用語でも使えば絶対、カットするじゃないですか」
スタッフ「はい」
板東英二「そうでしょ。だから、作りもんですからね、全て」
意味不明の要領を得ないことを言い出し始めた板東英二さんに、スタッフが再度、尋ねます。
スタッフ「どういうことか、もう一回、教えてもらってもいいですか」
板東英二「使えないでしょ! 使えないものに、無駄なことはしないですよ」
ここで、板東英二さんは、急にキレます。鬼の形相で、
板東英二「絶対、使いますか? 約束してくださいよ。もし使わなかったら、2億ください」
スタッフ「2億……」
板東英二「2億円で。僕のこれから言うやつを、必ず使うって言うんだったら」
スタッフ「ちなみに、何を仰ろうとしてるんですか?」
板東英二「いや、言いません、絶対。2億円が先ですって。はい、そんだったら、2億円ください」
常人には理解不可能な、板東英二さん2億円事件です。
板東英二さんの発言を、私なりに“翻訳”してみますと――
要するに、作り物のニセドッキリ撮影を、俺は暴言で、潰すことができるんだぞ。だから、これ以上の撮影は“無駄だから”やめろ。どうしても続けたいのなら、俺に2億円を払え。そうしたら、俺は暴言で、ロケをぶっ潰してやる。
訳してみて、自分でも意味不明ですが、板東英二さんなりに、だましへの怒りを表現したんでしょう。
それが、どうして2億円に結び付くのか。2億円の計算根拠とは何か。ちょっと、余人には理解不能ですが。
松本人志「あいつ、ヤベーだろ」
シーンはスタジオに返って、松本人志さんは苦しいコメントをします。
松本人志「板東さんの優しさ、出てましたよね」
浜田雅功「どこがやねん!」
爆笑の渦の中で、松本人志さんは、苦し紛れの締めトークに入ります。
松本人志「まだちょっと、板東さんという人を、みんなで、もっと時間かけて、見ていかないですか」
指原莉乃「でもなんか、せめて、やるんだったら、松本さんが現場に行ってフォローしないと、スタッフさんが、ちょっとかわいそうじゃないですか」
松本人志「いやいや、あいつ、ヤベーだろ」
指原莉乃「続けるって言いながら」
一同大爆笑
以上が、1月22日放送の「水曜日のダウンタウン」で起きた「板東2億円事件」でした。
板東英二さんといえば、1990年代のクイズ番組「マジカル頭脳パワー!!」(日本テレビ系)などで、名司会者と言われた人です。
野球選手としては、徳島商3年時の1958年、夏の甲子園で準優勝投手となったレジェンド。この大会での大会通算83奪三振、1試合25奪三振(準決勝・対魚津戦、延長18回引き分け・翌日再試合)は、いまだに破られていない金字塔です。
2018年夏、甲子園で、レジェンド始球式も務めましたよね。
プロ野球の中日ドラゴンズに入団、11年間で77勝をも挙げました。
しかし、2012年、約5000万円の申告漏れを国税局に指摘されて謝罪、修正申告のうえ追徴税を支払い、芸能活動を一時休止もしました。
また、旧満州(中国東北地方)からの引き揚げ者として、プロ入りまで貧困生活を送りました。
そんなこんなが、板東英二さんの金銭観を、ゆがめてしまったのかもしれません。
ちょっとした引っ掛けロケで、本性が露出してしまった板東英二さん。
まさに、晩節を汚してしまいましたね。何とも、残念な限りです。
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