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ラーメン二郎で、麺なしダイエットができたら――そんな夢を、立川マシマシ(東京・立川)がかなえてくれました。麺に代えて豆腐を無料で提供サービス。詳細をリポートします。
超ボリューム・濃厚、ラーメン二郎
店名:立川マシマシ総本店(たちかわマシマシそうほんてん)
場所:東京都立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル1F〈らーめんたま館〉内
アクセス:JR立川駅南口から250メートル徒歩3分
営業時間:
[月~金]11:00~15:00、18:00~25:30
[土]11:00~25:30
[日・祝]11:00~24:00
*麺切れで終了
定休日:なし(年末年始を除く)
席数:15(カウンターのみ)
駐車場:なし。近くに駅SC〈グランデュオ立川〉駐車場(260台)。1時間500円(土日600円)+30分250円(300円)、買い物2000円以上で1時間無料
カード:不可
ガッツリ系ラーメンの代表、ラーメン二郎。
首都圏を中心に札幌、仙台、新潟、京都など39店舗からなるラーメンの一門、流派です。
通に言わせると、店で供される品は、ラーメンではなく、二郎(ラーメン)という食べ物なのだとか。
それだけ、際立たった特徴を持つラーメンです。
店によって様々なバリエーションはあれど、基本は、濃厚な豚骨醤油スープ、一般的な極太麺(切り刃・14番手、太さ約2.1ミリ)の上をゆく超極太麺(12~10番手、2.5~3ミリ)、ゆで野菜(キャベツ、モヤシ)、ブタ腕肉の巻きチャーシュー、背脂で構成されています。
そのボリュームはすさまじく、ゆで前麺量350~400グラム(通常のラーメン店は約150グラム)の小ラーメン(500~800円)でも完食すれば、半日は、お腹いっぱいです。
大ラーメン(450~500グラム)を食べた日には、一般人なら、翌日の昼まで何も食べられないでしょう。
なので、チョイ高めのお値段にもかかわらず、うまく活用すれば、逆に節約できてしまう食べ物なのです。
麺が豆腐のラーメン食べたい😍#王様のブランチ #コジドライブ #立川マシマシ
— sweet red-bean soup (@OJ376MCTV1CjE0I) January 18, 2020
王様のブランチ
麺が豆腐のラーメン‼️🍜スープの味を再現(真似)する事はできないけど、塩分気をつければ
タンパク質、脂質バッチリ〜#王様のブランチ #コジドライブ#立川マシマシ#麺が豆腐のラーメン— ダイエットやるやる詐欺おばさん (@dietbaba) January 18, 2020
木綿豆腐食べたい♥️
ラーメンでなく
豆腐がいいなぁ♥️
#立川マシマシ #王様のブランチ— yoko@shinohara☆長崎に憧れ (@fr_green) January 18, 2020
「麺なし」ラーメン二郎の禁じ手
しかし、玉にきず、麺量が多いゆえに糖質も多く、ダイエットに逆効果、肥満を招いてしまいます。
お店によっては、気を使って「麺少なめ」「麺半分」「麺3分の1」の麺量指定オーダーを受けてくれるところもあります。
しかし、全39店ともに揃って不可の、禁じ手のオーダーがあります。
それは、
麺なし
です。
「ラーメン二郎」一門で、麺なしが、なぜ不可なのかは分かりません。
日本蕎麦(そば)には「ヌキ」というオーダーがあります。
「てんヌキで」と頼むと、麺の入っていない、てんぷら蕎麦を出してくれます。
「鴨ヌキ」なら、蕎麦なしの鴨南蛮が供されます。
蕎麦通の人は、てんヌキ、鴨ヌキをスープとして楽しんだ後、改めて盛り蕎麦を注文して、蕎麦を満喫するわけです。
立ち食い蕎麦は別として、東京の老舗の蕎麦店なら「てんヌキ」「鴨ヌキ」を頼むと、店員さんは当たり前の様子で受けてくれます。
それと同じことを、ラーメン二郎でしたい。
豚骨スープで、ヤサイ(モヤシ、キャベツ)を頬張り、分厚い豚(チャーシュー)にかぶり付きたい。
そう思った人は、私以外にも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
麺なしの二郎ラーメンなら、毎日、食べても太りません。
糖質制限している人でも、食べられます。
それどころか、糖質ゼロのチャーシューをガッツリ食べて、濃厚な豚骨スープを飲んで水分をたっぷり取れば、理想的な糖質制限ダイエットができます。
なのに、なのに「ラーメン二郎」一門では「麺なし」の注文は受け付けてくれません。
正確には「麺なし」のオーダーを口にする勇気がありません。もしかしたら、受け付けてくれるお店があるかも、です。
でも一応、ここでは「麺なし」は受け付けてくれないものとして、話を進めますね。
思うに、1968年に総帥・山田拓美氏によって起こった「ラーメン二郎」一門には「俺たちはラーメン店だ」という意識が強いのでしょう。
ラーメン二郎は、一般のラーメン店と違って、ギョーザも、チャーハンも、ライスも、通常は供されません。
潔いまでの、ラーメン一本やり。それだけ、強烈なラーメン店意識があるんですね。
麺が主で、具は従。そんな意識があるのか、店で出される麺は、必ず自家製です。
コスト的には、メーカー製の麺を買うか、一門で製麺所を持てば効率的でしょうにね。
きっと、麺に強いこだわりを持っているんでしょうね。
だから「麺なし」は許されないのでは。「ノーヌードル、ノーラーメン」って感じですか。
立川マシマシ!
汁なし豆腐ハーフ、玉ねぎ、ニラキムチ
今日は久しぶりに清水総料理長が作って下さったラーメンを!!!
野菜マシにしたら、盛り良すぎて全然マイルド化されてない😅
清水総料理長の愛情かな😳
また行きやす😋 pic.twitter.com/FUv0HiLPgV— 多摩西部のラーメン同好会 (@RAMENdokokaiww) November 4, 2018
立川
立川マシマシ
麺を全部豆腐 ヤサイマシ アブラマシ
やはり、控えめに言って最高にヘルシーだった。 pic.twitter.com/vBBERfqoqE— #ぶーさんⅡ (@boo_sun) March 1, 2019
立川マシマシ
麺を豆腐にできると聞いてたけど、注文の仕方わからなくていつもの分量に豆腐一丁入りました。※麺200gなので大事にはならず pic.twitter.com/9Rq0OSnh8S
— ふるふる@肝臓が悪いアカウント (@furukawa4344) January 17, 2020
立川マシマシの豆腐交換サービス
しかし、最近になって、直系の二郎ではなく、二郎インスパイア系のお店〈立川マシマシ〉が、頼めば無料で、麺に代えて豆腐で、ラーメンを作ってくれると知りました。
これって、形を変えた「麺なし」じゃないですか。
ある意味、糖質ゼロ麺ですよね。
いくら食べても、太らない。それでいて、お腹にたまる、二郎特有のボリューム感があります。
〈立川マシマシ〉は2014年10月にオープンしたお店です。
店主が総帥・山田拓美氏の下で修業した直系店ではありません。二郎ラーメンに似せて作ったラーメンを出す、いわゆるインスパイア系のお店です。
JR立川駅南口から歩いて3分、テナント4店が入る〈らーめんたま館〉の一画にあります。
店の入り口前の自販機で食券を購入します。
メニューは、上3段まで、以下の通りです。
大ラーメン | 麺450グラム | 900円 |
中ラーメン | 麺300グラム | 800円 |
小ラーメン | 麺200グラム | 800円 |
ミニラーメン | 麺150グラム | 800円 |
すごい冷やし中華 | 麺200・300・400・500グラムから選べます | 1000円 |
豚マシ | 200円 | |
豚マシマシ | 400円 | |
つけ麺 | 麺450グラム | 950円 |
汁なし麺 | 麺450グラム | 950円 |
マシライス | ご飯の量 普通350グラム、マシ525グラム、マシマシ700グラム | |
麺マシ | 100円 | |
アブラ | 100円 | |
味付玉子 | 100円 | |
ニラキムチ | 100円 | |
玉ネギ | 100円 | |
きゅうり | 100円 | |
粉チーズ | 100円 | |
チョイライス | 100円 | |
魚粉 | 50円 | |
生玉子 | 50円 |
お勧めは、中ラーメン(800円)一択です。初心者は大ラーメン(900円)や、各種有料トッピングは考えないでください(説明省略)。ごく少食の人は小ラーメン(800円)、お子さまはミニラーメン(800円)が、お勧めです。
麺量は、ゆで前の量です。ゆでると、重さは倍増しますので、ご注意ください。
店内は、コの字形カウンター15席のみです。エコ箸(ばし)ではなく割り箸、卓上調味料は醤油、酢、唐辛子、ブラックペッパーです。
食券をハイカウンターに出すとき、麺を豆腐に代えたい人は、申し出てください。
「メンをオトーフで」
すると、お店の人が、麺に代えて、豆腐パックを取り出します。
見やすいようにアップしました。豆腐は、京とうふ藤野(京都市上京区)の〈京仕込 木綿〉です。
普通のスーパーでは売っていない高級木綿豆腐で毎日、京都から直送されてきます。
パックから取り出した豆腐を、ゆで麺機の手付きザル(てぼ)に入れて、お湯に通します。
丼(どんぶり)に、醤油ベースのスープを入れます。
湯切りした豆腐を丼に入れて、上からモヤシ、キャベツのヤサイをのせます。
豚を、分厚く切ります。
切った豚を丼に添えます。
仕上げに、てっぺんにアブラ(背脂)をのせれば、出来上がり。
丼をすくうと、麺の代わりに豆腐が出て来ます。
ラーメン風味の湯豆腐ですね。麺とは全く別物ですが、しっかりと豚骨スープの味が付いていて、驚きます。
食感は豆腐、でも、味はラーメン。変わり湯豆腐としても、じゅうぶんに楽しめますね。
半分だけ豆腐に変更も可能
「メンをオトーフで」を考案したのは〈立川マシマシ〉の総料理長・清水信孝さんです。自分でもタイエットに取り組んでいたとき、思い付きました。マカナイで出したら好評だったので、商品化したんですって。
その割に、ダイエットは成功していないのではないかとの疑問は却下です(笑)。
麺に代えて豆腐のラーメンは、自宅でも簡単に作れますよね。
豆腐はいくらゆでても伸びないので、電子レンジで手早く作ることも可能です。麺よりも豆腐のほうが、簡単なぐらいです。
豆腐サービスは、半分だけの変更も可能です。初心者は、麺半分を豆腐に代えてもらって、二味(ふたあじ)を楽しむ、食べ比べるのもいいと思います。
この豆腐サービス、本家の「ラーメン二郎」直系店にも広まってほしいですよね。
糖尿病で糖質制限中の人や、ダイエット中の人、入れ歯などで麺をうまく噛み切れない人にも優しい、グッドアイデアのサービスです。
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