早稲田と慶応の校風はどう違う?大学案内や偏差値では分からない学生生活を比較!












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大学受験シーズンが始まります。私大の2大人気校、早稲田大学と慶応義塾大学の校風の違い、大学案内や偏差値では分からない学生生活の実情を、あなただけに教えちゃいます。

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早稲田と慶応、やっぱり大違い

2月の私大入試シーズンがやってきました。

私大組も、国立大の併願組も、私大受験のパターンや、合格先の進路決定に頭を悩ませる頃でしょう。

早稲田だろうが慶応だろうが、合格した中で、いちばん偏差値の高い学部に進学すればいいと思っているあなた、その考え、大間違いですよ。

実は、早稲田と慶応は、校風やキャンパス生活が、物凄く違っています。

え、早稲田を卒業した叔父さんから、そんな話は聞いてないって!?

当然です。あまりにも当たり前のことって、人は却(かえ)って、説明してくれないんです。

「東京とソウルでは、暮らしぶりがこんなに違いますよ」って教えてくれる人っています? 全くいないわけじゃないけれど、少ないと思いますよ。

それと、その叔父さんが“勉強大好きな超マジメ人間”で、早稲田だろうが慶応だろうが学問に変わりはない、なーんて石頭だったりする可能性もあるわけです。

あるいは、単に大学時代の出来事を忘れているとか(笑)。大学受験生の皆さんだって、保育園や幼稚園の頃の記憶って、もう忘れてたりします。

さらに、大学生活は、入る目的や入学直後の選択によって、全く変わってしまうもの。

例えば、あなたが大学で応援部や応援指導部(応援団)に入ってしまったら、キャンパスでは詰め襟の学生服で、他の学生とは全く様変わりした大学生活を送らなければなりません。

なので、親戚や先輩の言うこと、アドバイスって意外に信用できないんですよ。あるいは、後であなたが泣きを見ても、誰も責任を取ってくれません。自己責任での“予習”が必要になってくるんです。

そこで、皆さんが頼りにするのが、教育受験産業の出している分厚い大学案内や大学ガイド、あるいは受験情報サイトです。

ところが、当然ながら、そういう本や雑誌、サイトには、いい話しか載っていないんですよ。

そういう大学情報記事を書いている人は、実は教員志望者だったり、大学や予備校、塾のカタブツ関係者だったりするわけです。

当然、いいことしか書かないし、シルクロード交易史を学ぶには、どの大学がよいかなんて、世間一般とズレた感覚の持ち主だったりするわけです。

早稲田と慶応、どちらが可愛い子が多いですか? なーんて、切実で率直な質問をしようものなら、人語を話す犬を見つけたみたいな顔で、ただただビックリするだけでしょうね。という反応自体に、こっちは、のけぞってしまうのですが(笑)。

そんな皆さんのために、当ブログが早慶両校の裸の違いを解説してゆきますよー。

その前に、自己紹介をさせていただくと、私は田舎のソコソコの進学校を出ています。なので、友人や知り合いに早慶出身者が多いです。もちろん、東大も。

私自身、慶応の入試を受けて合格しました。慶応に通った記憶も、かすかにありますよ。

きょうだいは、早稲田を出ました。父親は、東大に行けたけど東大に行かなかった変人で、他の旧帝大に進みました。母方の祖父は明大卒で、叔母は法大卒。

それと、ある学習塾でバイト講師をしていた関係で、生徒で早慶に行った子が何人もいます。

というわけで、普通の人より、遥かに早慶や関東の私大の違いに詳しいんですよー。

早慶ともに主流は内部進学者

それで、早慶両校の違いを説明してゆく前に、両校の同じ部分を話しますね。

それは、附属校(係属校)の存在です。いわゆる内部進学者の存在です。

ご承知の通り、早慶両校には系列の高校があります。

早稲田大学なら附属の早大学院、早大本庄、係属の早稲田、早実、早稲田佐賀があります。

慶応義塾大学は、附属の慶応(塾高)、慶応志木(志木高)、慶応女子(女子高)、慶応湘南藤沢、慶応ニューヨーク学院があります。係属校はありません。

附属校以外の大多数の受験生、合格者にとっては意外に思うでしょうが、実は、早慶両校とも、この下からの附属校の内部進学者を、とても大事にしているんです。

ていうか、大学内の主流派と呼んでもいい。

外部から進学してくる人にとっては、内部進学者は、大学入試の選抜を経ないで入学してくるヌルい奴らと思うかもしれません。

ところが、大学にとっては、下からの内部進学者にとっては、外部からの入学者は、内部進学者に刺激を与えるために、キャンパスを活性化するために入れる“よそ者”という扱いなんですね。

学校法人早稲田大学や学校法人慶応義塾にとっては、純粋培養の内部進学者こそ、独自教育の成果であって、外部進学者はあくまでも“よそ者”、大学の授業料を納めて、学問や研究を活性化してくれる存在なんですね。

ビックリするでしょうが、これが早慶両校の現実なんです。

例えば、早慶の大学に入って、語学クラスの顔合わせをしたとします。大学の教養課程には、高校と違って、クラスの概念がありません。語学クラスが、実質の学級に相当します。

第2外国語にドイツ語を選んだ人は、いくつかのドイツ語クラスに集められます。1クラスは20人前後で、語学の選任教員が付きます。

第1外国語は英語で、第2外国語はドイツ語の大隈クラスとか。第1外国語はフランス語で、第2外国語が英語の福沢クラスとか。

週1回、語学の授業で一緒になる仲間が、大学でのクラスメート的な存在になります。

話は長くなりましたが、クラスの最初の授業で、クラスの学級委員長的なリーダー(呼び名は大学、学部によってそれぞれ)が決められます。

早稲田も慶応も、このクラスのリーダーは附属校からの内部進学者が自動的に務めます。

え!?と思うでしょう? でも、内部進学者は、各校のメインストリームで、大学の事情にも詳しいです。

何よりも、最初から、クラスの中に顔見知りがいて、学級担任の大隈先生や福沢先生に、高校時代から第2外国語を習っていたりします。

そう、早慶の附属校は、高校時代からすでに第2外国語を習っているんですよ。

大学に入ってからいきなりドイツ語やフランス語を学ぶ外部進学者とは、わけが違うんです。当然、授業の習熟度も、内部進学者が上で、外部進学者はいきなり“落ちこぼれ”の身分に突き落とされます。

普通の公立高校では、特別な事情がない限り、外国語は英語だけです。ところが、大学の附属校の生徒たちは、高校時代から英語+ドイツ語、フランス語、中国語などを学んでいるんですね。

公立高校の生徒が、高2から文系と理系に分かれて必死に受験勉強を始める頃、私大附属校の生徒たちは、文系・理系の代わりに、高2や高3から優雅に第2外国語を学んでいるんですね。

この1~2年の差は、大きいです。中3の受験生と中1の新入生が、一緒に同じ英語の授業を受けると想像してみてください。ハッキリ言って、中1の新入生は、足手まといですよね。

とまあ、そういうわけで、早慶両校に入学した学生は、1年の前期から、いきなりスクールカーストの悲哀を味わうわけです。

大学側もそれは分かっていて、最初から語学クラスのリーダーを内部進学者に決めるわけです。

私みたいな外部進学者は、何ともやり切れなかったものですよー。割り当てられた教室に恐る恐る入ったら、下から来た子たちが大騒ぎして、再会を喜び合っているんですから。

「うわ~、中等部以来、3年ぶりだねー」
「知ってる? 〇〇ちゃんって、アメリカの大学に行ったんだよ-」
「そうなの? 残念だなー、また広尾のアンミラで、大食いやりたかったのに」
「え、もしかして2人、付き合ってたー?」

なーんて懐かし話、トモバナを延々と繰り広げるんですから。

人数から言えば、外部進学者のほうが多いんですが、残念ながら、千葉高校と浦和高校と日比谷高校の人は全然、知り合いじゃないですし(笑)。

公立出身者は1人ひとり、押し黙っているしかないんですね。まあ、ごくたまに、首都圏の小中で、同じクラスの内部進学者と知り合いだった人もいるんですがね。

でも、首都圏じゃない旭川東高校や盛岡一高、金沢桜丘高校などの地方出身者は、ぽつんと押し黙っているしかないんですね(笑)。

こうしたスクールカーストは、何も教養課程の語学クラスだけではなく、専門課程の卒論ゼミでも同様です。

大抵の卒論ゼミは、ゼミ長や幹事長(マネジャー)、会計など役職がありますが、内部進学者が自然と就くことがおおいです。体育会の部も同様です。。

東京の私大の中でも、内部進学者の結束が強く、最初から主流派なのは早慶、法政、立教、ICU、学習院、青学、成城です。

逆に上智、中央、明治、東洋、駒沢、専修、日大などは、附属校からの内部進学者のポジションは、さほど強くありません。

イメージ的に、前者は金持ちっぽく、後者は国立大の雰囲気に似ていますよね。

意外にも、早稲田は、庶民派じゃないんです。『人生劇場』や『青春の門』みたいに早稲田に苦学生がいたのは戦前や敗戦直後の神代の昔(笑)。

今どき、附属校から上がってくる早稲田の学生は、裕福な家の子ばかりですよー、当たり前ですが。

早慶の最大の違いは語学、慶応は落とすと即留年

次に、いよいよ、早稲田と慶応の違いについて、説明してゆきたいと思います。

私が思うに、早稲田と慶応の最大の違いは、語学です。

早稲田は、理論上は4年間で第1外国語、第2外国語の単位を取得すればよい、卒業できることになっています。

ところが、慶応は、教養課程での外国語の単位が必修です。他の授業で、どれほど単位を取得できても、語学の単位を落としたら即、留年です。しかも、2年続けて留年したら、自動的に退学です。

例えば、商学部のmiwaさんが1年時で、ドイツ語の単位を落としたら、2年で退学リーチが懸かります。これを「2ストライク」と呼ぶ人もいます(笑)。次で空振りしたら、アウトだからです。

文学部に至っては、日吉の教養課程は1年しかなく、2年からは三田の専門課程に移ります。語学を1つでも落としたら、大変です。ドイツ語の単位を落として、ドイツ文学科に進めませんよね。

それ以前に、文学の人気学科は、1年時の成績で振り分けられるので、とりわけ語学の履修は、みんな必死です。

早稲田とのこの差はどこから来るかというと、慶応義塾の創立者・福沢諭吉は元々、英学塾を開いていたからです。つまり、外国語こそ慶応義塾の本質なんです。

元々は英学塾と書きましたが、慶応の英語は入試問題からして難しく、教養課程での授業も大変です。

例えば、1回90分の授業で、英文テキストの学術書で30ページほど(!)、進みます。先生に指名された学生が1人で1ページほど、英文を朗読して、ついで日本語の訳文を読み上げるんです。

先生は、ただ聞いているだけで時々、間違いを思い付きで指摘するだけです。

前・後期試験は、講読テキストの該当部分の和訳を書いたり、要約や意見を英文で記したりします。

文章にすると何でもない風に感じますが、例えばエズラ・ヴォーゲルの評論『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の予習を原文で毎回30ページ分、試験では90分で約15ページ分の和訳+15ページ分の大意要約と感想記入なんて、メチャメチャ厳しいですよ。

慶応のゼミはファミレス、早稲田は行列ラーメン店

語学に次いで、早慶が違うのは、卒論ゼミです。

すでに、ご承知の通り、大学では4年生で卒業論文を書いて、卒業試験で合格点(C以上)をもらわないと、卒業できません。

卒業論文を書くためには、教授の持つ卒論ゼミ(通常はゼミと呼ぶ)に入らなければなりません。

大学や学部、学科によって違いますが、早ければ3年から、遅くとも4年の新年度からゼミに入らなければなりません。

人気のあるゼミでは、前年度に入ゼミ試験があります。

スケジュールは、こんな感じです。

前年度の6月から、学部合同の第1回ゼミ説明会。本当の意味での説明会。

10月の学園祭に合わせて、第2回ゼミ説明会。最も重要で、実質的に事前面接になっている。。全体説明会の後に個別説明会があり、入ゼミ希望者は、志望ゼミの役職者、先輩と面談して、顔や名前を覚えてもらい、研究テーマなどに質問を受けたり、アドバイスなどをもらったりする。

年明け1月、第3回ゼミ説明会。最終意思確認、併願ゼミや2次募集の情報収集的な意味合いが強い。ただし、留学生や帰国学生、傷病休学者など個別の事情によっては、これが最初で最後のゼミ説明会になる人もいる。

2月、願書提出。3月、筆記(通常は専門科目や外国語、数学など3題から2題選択)、面接の入ゼミ試験、結果発表。

第1志望のゼミに落ちた人は、2次募集や無試験のゼミに入ったり、あるいは非卒論コースを選んだりします。

とまあ、ゼミに入るまでは、こんな流れなのですが、では、なぜ卒論ゼミを目指すかというと、就職や大学院進学のためです。

まず、大学院進学から話すと、卒論ゼミに入らずに(卒論を書かずに)大学院に行くことは、不可能ではありませんが、かなり難しいです。

高校で初めて野球を始めて、プロ野球ドラフト会議で指名されるぐらい難しいです(笑)。これなら普通に小中学校から、リトルリーグに入ったり、野球部に入ったりするほうが、よっぽど楽で、いいですよね。

あるいは、奨励会を経ずして、将棋のプロになるようなもの。

いわば、非卒論コースの大学院進学は、天才や個別の事情者の救済システムなんです。

普通は、99%は、卒論を書いて、大学院に進学します。だって、大学院は修士論文や博士論文を書くための場所なんですから。大学院に入ってから、初めて論文を書くって変ですよね。

あなたは、大学院入試の面接で、いきなり修士論文のテーマや方法について、説明できますか?

それと非卒論コースの人は、大学院によっては、学部の成績通知書を見られたりしますよ。Aが何個あるか、単純に数えられて判定されたりします。

それが嫌なので、みんな、卒論を書きます。ていうか、大学院の指導教授って、そのまま学部の教授だったりしますから。

先生にすれば、見たことも聞いたこともない学生がフラリと大学院入試の面接にやって来て、修士論文の指導をしてくださいって、どうよ(笑)。

当然、嫌がられて落とされます。だから、学部で卒論を書いて、大学院入試を受けたほうがいいんです。

次に、就職のための入ゼミについて、説明します。多くの有名一流企業は、各大学の有名ゼミと密接な関係を持っています(文学部、教育学部など人文科学系は除く)。

ゼミOBがいる関係で、毎年1人、そのゼミの4年生から採用するとかが、行われています。都銀などの金融機関が多いですね。

企業側にすれば、優秀な学生を一発勝負の面接で選ばなくても済むので、大歓迎なんです。先輩からすれば、気心の知れた後輩でもありますしね。

しかし、中には、企業のビジネスと全く関係のない、邪魔くさい研究をしている先生もいるわけですよ。

例えば、経済学部(学科)でも、マルクス経済学、労働経済学、経済思想史、福祉、経済地理などを研究している先生がいます。

企業側にしても、そんな先生や先生のゼミと関係を持っても、何もいいことがありません。

例えば、金融工学を修めた学生を採用したい銀行に、明治時代の日本の福祉制度を研究した学生が入って来られても、困るわけですよ(笑)。

なので、就職に強いゼミは、希望者が殺到します。一方で、就職に弱い、というか役立たないゼミは閑古鳥が鳴いて、形ばかりの入ゼミ試験を行ったりします。

でも、それでも、ゼミに入れたら、いいですよ。ゼミには先生がいて、先輩がいて、仲間がいて、人間同士のきずなや友情が生まれます。一流企業に就職はできなくても、先輩の引きで、どこかに就職できたり、大学院に進めたりします。

ゼミに入るのと入らないのでは、大違い。高卒と中卒ぐらい、違いますよ。どんな高校でも、入っておけば大学に進学できるのと一緒。なので、ゼミには入っておけ。

ところが、ところがですよ!

慶応の学部は、ゼミにゆとりがあるのに、早稲田にはゆとりがないのです。

↑コレ、非常に重要。もしかしたら、私が初めて指摘したかもしれない。

なぜなら、早稲田の人は慶応の事情をあまり知らないし、慶応の人は早稲田の事情をあまり知らないから。

お互いに「そんなもんか」と思っている可能性大です。大学の先生や教務部は、気付いていても、敢えて戦略的に黙っていたりとかね。

早慶に共通する経済学部(学科)を例にとって、詳しく見てみましょう。

慶応の経済学部は2020年度、募集人員は630人です。

一方で、ゼミ(研究会)は2020年1月現在、57あります。

対するに、早稲田の政経学部経済学科は2020年度、募集人員は200人。

ゼミは2020年1月現在、22です。

両校とも一応、募集人員とゼミの数は、釣り合いが取れています。

でも、ゼミの数が多い分だけ、慶応のほうが伸縮性があるのです。また、選択の幅が広いとも言えます。

つまり、慶応のハコのほうが大きいので、大人数にも割と対応できるのですね。

ところが、早稲田のほうはハコが小さいので、満員だったらガチで満員なのです。

ファミレスと小さなラーメン屋さんを考えてください。

5人も座ればいっぱいのラーメン屋さんは、すぐに満員になって、行列が出来ます。

一方、ファミレスのほうは、椅子を増やしたり、4人席を2人席×2に分けたりして、柔軟に対応できるのですね。入りきれないお客さんも、入り口のウエーティングシートで順番待ちできたりします。

これが、早稲田と慶応の違いです。

一見、両校とも大学設置基準を満たしている風に見えますが、早稲田はカツカツでギュウギュウ。本当は、ハンバーグが食べたいのに、ラーメンしか食べられません。それが、早稲田なんです。

だから、ゼミに入ってきちんと卒論を書きたい人、大学院に進学したい人、多様な研究テーマを持ちたい人は、ゼミ経由で一流企業に就職したい人は、慶応が有利なのです。

これを、きっちりと書いている大学案内は、ほぼないです。

親米の慶応、親中の早稲田

最後に、学風について、書いておきましょう。

明治維新以来、日本にとっての最大の外交テーマは、中国とどう付き合うか、です。

国土も人口も巨大な中国は、日本にとって戦略的なパートナーになりえるか否か、です。

中国と仲良くして、安定した国際環境の中で、日本は国の繁栄を享受すればよいのか。

それとも、超大国で金融の中心、米国とパートナーシップを組んで、経済的繁栄と民主主義的価値観を追求してゆくべきか。

日本の指導層、知識階級は、常に意見が二分してきました。

脱亜入欧を提唱した福沢諭吉の開いた慶応義塾は、親米の考えの強い学風です。

一方、宮崎滔天(みやざき・とうてん、1871~1922、享年51)ら、中国人留学生を支援して辛亥革命に関わった早稲田は、親中国の大アジア主義が濃い学風です。

一言で言えば、巨大な隣国・中国と仲良くして国を発展させましょうというのが早稲田。

慶応は、自由と民主主義の国・米国と同盟を組んで、日本を欧米並みに発展させましょうという考え方です。

この違いのせいで、早稲田は、胡錦濤・前主席ら中国要人が訪れて講演をすることが多いです。

一方、慶応は、米国のフォード元大統領ら欧米の要人が訪れることが多いです。

こういった親米、親中は、そのまま大学の公論になるわけではありませんが、やはり支配的で、賛同者が多く、理解が得られやすいです。

学部生はあまり気にしなくてもいいですが、大学院で学ぼうという人は、そういった基本認識を指導教授と共有できないと後々、不利になるので、頭の片隅に入れておいたほうがよいですね。

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