
スポンサードリンク
箱根駅伝2020で連覇を狙う東海大。主将・館澤亨次選手(4年)のケガが心配されています。最新情報や本戦では何区を走る? 予想順位などをリサーチしました。
最強・黄金世代を襲ったケガ
氏名:館澤亨次(たてざわ・りょうじ)
生年月日:1997年5月16日(22歳)
出生地:横浜市緑区
学歴:横浜市立緑小学校卒業、横浜市立中山中学校卒業、私立埼玉栄高等学校(偏差値48~65)卒業、東海大学体育学部競技スポーツ科(偏差値45)4年在学中
身長:173.2センチ
体重:64キロ
血液型:A型
好きな女性有名人:山﨑夢羽(やまざき・ゆはね、17歳)
〇〇で気分を上げます:漫画を読む
5000メートル:13分48秒89(大1)
ハーフ:1時間3分14秒(大1)
三大駅伝:
出雲 全日本 箱根 2016年度 2区2位 3区1位 5区13位 2017年度 2区2位 3区1位 8区2位 2018年度 2区2位 3区1位 4区2位 2019年度 ―― ――
※2019年12月29日追記
12月29日に発表された箱根駅伝2020の区間エントリーで、東海大の主将・館澤亨次選手は補欠となりました。
しかし、これは両角速監督の作戦の可能性があります。敢えて出走区間を明示せず、当日に選手変更する可能性があります。
ゆえに、当記事は、敢えて区間エントリー発表前の前提で記載していますが、一部は発表に基づいて手直ししています。
館沢亨次選手の本戦出走を願っています。
───────────────────────────────────
前回の箱根駅伝2019で、出場46回目にして悲願の初優勝を遂げた東海大。
今回の箱根駅伝2020でも、優勝候補の筆頭、目標はもちろん連覇です。
4年前に入学した“黄金世代”も最終学年の4年を迎えました。
前回の優勝メンバーから2区の湯沢舜選手と、9区の湊谷春紀選手が抜けただけ。
他校も羨(うらや)む陣容で、今回も余裕だったはずなのですが……。
2019年、東海大は故障者が目立ちました。
前回優勝メンバーの中島怜利選手(4年)も、最後の箱根駅伝をケガのため、泣く泣くメンバーから外れました。また、箱根駅伝2017で花の2区を走った関颯人選手(4年)も、故障のため、メンバーに残れませんでした。
ケガで欠けてゆく黄金世代。
中でも、最も衝撃を与えたのは、新主将・館澤亨次選手のケガ、休養でした。
4年前、入学したときには「東海大の時代が来る」とまで言われた選手。
2017年、2018年、日本陸上選手権1500メートルで連覇。
国際大会では、2018年アジア大会1500メートル9位。
2019年7月のユニバーシアード・ナポリ大会で5000メートル5位。
名実共に東海大の柱、中心選手です。
そんな館澤亨次選手も2019年、ケガに襲われました。
館澤亨次はケガで出雲・全日本を回避
2019年3月、館澤亨次選手ら東海大の選抜メンバーは、米アリゾナ州セドナで高地トレーニングを積んでいました。
前年、新主将に選ばれた館澤亨次選手が初めて主将として臨む海外トレーニングです。
その頃まで、館澤亨次選手は、主将としての抱負を力強く語っていました。
「自分はキャプテンとして何ができるのかなって考えたときに、やっぱり言葉で引っ張ってゆくというよりも、今まで通り、結果で引っ張ってゆくことしかできないのかなって思っています」
実際、それだけの実績があるから口に出せる言葉です。
しかし、異変が、館澤亨次選手を襲いました。
2019年5月に行われた関東インカレ。男子1部1500メートル決勝に出場した館澤亨次選手は、同じ東海大の1年生、飯澤千翔選手(山梨学院)にゴール手前で追い付かれ0.01秒差で、2位に終わりました。
そのときは、館澤亨次選手は普通に悔しそうに、申し訳なさそうにしていました。
「同期もすごく応援してくれていたので、ちょっと申し訳ないですね。ちょっと意地を見せたかったので、ここからもう1回頑張りたいと思います」
ところが、その後も、館澤亨次選手の調子は、上がりません。
「おかしいな、どうしたんだろう」とみんなから思われていた8月、館澤亨次選手はMRIを撮ったところ、ハムストリング(太腿裏)にかなり大きなケガが見つかりました。春先からの不調の原因は、これだったのです。
それまで、故障らしい故障をしてこなかった館澤亨次選手は、足の痛みもさほど気にせず、我慢して走り続けてきました。
しかし、今回ばかりは、そうはいかなかったのでした。
館澤亨次選手は、チームの通常練習を外れて1人、リハビリに打ち込む日々が続きました。
8月の夏合宿も、館澤亨次選手はチームに帯同できませんでした。
その間、館澤亨次選手に代わって、チームを束ねたのは副主将の西川雄一朗選手(4年)でした。
西川雄一朗選手は夏合宿中、両角速監督(53歳)やコーチらとチームの練習の方法や不満について、話し合いう機会をつくりました。
東海大で、こうした話し合いの場を持つことは初めてです。
西川雄一朗選手は、副主将として、立派にチームのまとめ役を全うしたんですね。
これには、館澤亨次選手も心を打たれたと言います。
「西川に欠点がないんじゃないかというぐらい、人として尊敬できるところが大きいなとすごく思いました」
館澤亨次選手のリハビリは進み、プールトレーニングから走れるところまで回復し、7月のユニバーシアード・ナポリ大会では5000メートルに出場して5位に入賞するほどの成績を収めました。
しかし、駅伝シーズンが始まると、10月の出雲、11月の全日本と三大大学駅伝を回避。
1年生から三大駅伝にフル出場し続けていた館澤亨次選手にとって初めての体験でした。
そうまでしたのは全て、箱根駅伝2020に照準を合わせていたからです。
12月、東海大は千葉県富津市内で、箱根駅伝メンバーによるトレーニングが行われました。
その中には、館澤亨次選手と西川雄一朗選手が立ち並ぶ姿がありました。
2人の笑顔は明るく、本戦への不安は感じさせません。
それだけ、館澤亨次選手の回復は順調だということですね。
館澤亨次選手は、最後の箱根駅伝に懸ける思いを語ります。
「やっぱり、笑顔で終わりたい。ここまで一緒に頑張ってきたメンバーで、優勝して終わりたいなという思いは強いです」
館澤亨次に彼女はいる?
館澤亨次選手の彼女の噂ですが、現段階では、まだありません。
館澤亨次選手のTwitterを見ると、投稿はもっぱら陸上競技絡みで、女性に関する投稿は出て来ません。
なので、箱根駅伝2020に集中している現在、彼女はいないのではないでしょうか。
しかし、だからといって、モテないというわけではありません。
おそらく、行く先々でモテモテでしょう(笑)。
好きな女性有名人に、館澤亨次選手は、ハロプロの山﨑夢羽さん(17歳)を挙げています。
年齢以上に大人びたルックスとは逆に、若い子が好きなんですね(笑)。
なので、もしかしたら、大学や高校の後輩に……いるかもです。
箱根は8区起用? 予想順位は?
館澤亨次選手は箱根駅伝で、1年生で5区13位、2年生で8区2位、3年生で4区2位の成績を収めています。
文化放送・箱根取材こぼれ話… #東海大学 館澤亨次選手
大学に入る前から5区に憧れがあった。埼玉栄の先輩、服部翔太さん(日体大)の強気でガンガンいく攻めの走りに憧れた。タイムは71分台で走りたい。そのタイムが今回出せたら、2年以降は「山の神」を目指す。 #ekiden1134— 文化放送大学駅伝独り占め (@ekiden1134) 2016年12月30日
箱根駅伝2020では、相性のよい8区での起用が見込まれています。
両角速監督は、往路の3区に副主将・西川雄一朗選手を配し、復路の8区に主将・館澤亨次選手を置くことで、2日間、チームをガッチリ1つにしようとしている風に考えられます。
復路の8区、平塚・戸塚間21.4キロは、スタートから平坦な海岸線の道のりが続きます。
しかし、16キロ地点を過ぎると上り坂、さらにもう一つ遊行寺坂(ゆうぎょうじざか)という難所があります。
高低差30メートルの急な坂で、しかも2段の坂になっているので、ペース配分がとても難しいんです。
いきなり走って、とても勝てる区間ではありません。やっぱり、ここは経験者で、東海大の精神的支柱、館澤亨次選手の走りに期待ですよね。
予想順位は、もちろん前々回の2位以上です。
最後の箱根路、館澤亨次選手の熱い走りが楽しみです。
阪口竜平(東海大)の出身中学高校に彼女はいる?箱根駅伝2020は何区で順位予想も!
スポンサードリンク