箱根駅伝2020監督トークバトル!原晋(青学大)の作戦名に両角速(東海大)がツッコミ












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箱根駅伝2020の監督会見が行われ、連覇を目指す東海大・両角速監督(53歳)と王座奪還を狙う青山学院大・原晋監督がトークバトルを繰り広げました。舌戦を再録です。

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東海大の関颯人・中島怜悧、青学大の竹石尚人ら外れる

箱根駅伝2020の登録選手が、12月10日(火)10:30に締め切られました。これで出場21チームの登録選手16人が決まりました。

詳報は譲るとして、サプライズは、連覇を目指す東海大の関颯人(せき・はやと)選手(4年)=佐久長聖=と中島怜利(なかじま・れいり)選手(4年)=倉敷=が外れたことです。

関颯人選手は、1年生だった箱根駅伝2017で2区を走り、出雲駅伝2017では6区で区間賞。チーム内ランキングは5000メートル1位、1万メートル3位と、文字通り主力です。

中島怜利選手は、3年連続で箱根駅伝の6区を走り、2018、2019ともに区間2位でした。

東海大の“黄金世代”と言われる4年生ですが、2人とも故障が原因で、今季は不調でした。

しかし、東海大の両角速(もろずみ・はやし)監督(53歳)は、記者会見でも余裕の表情です。

「層が薄ければ(2人は)入ったでしょう。(下級生の躍進で)彼らですら、メンバーに入れなかったということ。他の選手が結果を出している以上、てんびんに掛けたら、外さざるを得ない」

一方、前回に苦杯をなめ、王座奪還を図る青山学院大は、竹石尚人(たけいし・なおと)選手(4年)=鶴崎工=が、メンバーを外れました。

青山学院大にとって、激震です。

竹石尚人選手は、箱根駅伝2018、2019と、2年連続で山登りの5区を走っていました。今回も、5区を走るものと見られていました。

しかし、竹石尚人選手は11月に、右足痛で戦線離脱。原晋(はら・すすむ)監督(52歳)もギリギリまで、様子を見守るために、16人の登録メンバーに入れようと考えていました。

しかし、竹石尚人選手は、原晋監督に直訴。

「青山学院の16番目の選手(中倉啓敦〈なかくら・ひろのぶ〉1年、愛知高)は強い。僕を外してください」

これで、青山学院大は最重要区間の山登り5区と、卒業した小野田勇次選手(トヨダ紡織)が4年連続で走った山下り6区で未経験者を起用しなければならなくなりました。

苦渋の決断を下した原晋監督ですが、会見では前向きでした。

「『竹石のために』と、チームのムードは高まっている。いいチームになった」

やっぱり大作戦に「やっぱりダメ」

登録選手発表の公式会見の後、東京・恵比寿ガーデンプレイスで、前回の上位5校の監督による監督トークバトルが行われました。

出席者は、東海大の両角速、青山学院大の原晋、東洋大の酒井俊幸(43歳)、駒沢大の大八木弘明(61歳)、帝京大の中野孝行(56歳)の各監督です。

公式会見の後、監督トークバトルの聴衆の入場時間に当てられた2時間は、関係者らのパーティータイムにもなっています。

スポンサー提供の飲み物をたっぷりと飲んで舌の軽くなった(あるいは、そういう前提で)5人の監督は舌戦を繰り広げます。

トップバッターは、前回優勝の東海大 両角速監督です。

「2連覇、これを目指してですね、一生懸命やってゆきたいと思います。
経験者は8人残ったんですけれども(中島怜利を除いた)7人をエントリーいたしました。
台頭してきた選手が、特に3年生にですね、多くいますので、そういった意味では、選手層が少し厚みを増したのかなあ、と」

これに対して、青山学院大の原晋監督は、恒例となった作戦名を発表しました。

今回の作戦名は「やっぱり大作戦」です。やっぱり、青山学院大は強かったと言わせたいので、この作戦名になりました。

ここで、過去の作戦名を振り返ってみましょう。

作戦名 結果 原晋監督の説明
箱根駅伝2015 ワクワク大作戦 優勝 「初優勝できるかもしれない。ワクワクしている」
箱根駅伝2016 ハッピー大作戦 優勝 「選手、スタッフ、監督、コーチ、OB、ファン全員がハッピーになれるレースをします」
箱根駅伝2017 サンキュー大作戦 優勝 3連覇&3冠を目指す。原監督となって9度目の出場。感謝の気持ちで臨む
箱根駅伝2018 ハーモニー大作戦 優勝 混戦必至だが「美しいハーモニーを奏でられれば勝てる」
箱根駅伝2019 ゴーゴー大作戦 2位 「アチチ、アチ! 5連覇に向けて、郷ひろみさんみたいに燃えています」
箱根駅伝2019 やっぱり大作戦 「やっぱり青学大は強かったと言わせたい」

 

「やっぱり大作戦」の手書きボードを手に、原晋監督は作戦名の理由を説明します。

「春先からですね、非常に状態悪かった、青山学院は今年もう終わったんではないか、弱くなったんじゃないかと思われたファンの皆さん、多かったと思うんですけども、やはり、最後はやっぱり4年生強かった、やっぱり青山学院強かった、やっぱり青山学院応援してよかったと、そういう風な形で大手町、笑顔のゴールができればなあという思いで、この作戦にさせていただきました」

この作戦名は、12月4日(水)に、千葉県富津市(ふっつし)の起伏の激しいコースで、30キロ走に挑む選手たちを伴走車から見ていて、ひらめきました。

「やっぱり強い! やっぱり勝てる! やっぱり、青山学院大は強かったと、アナウンサーに絶叫してもらいたい」

熱弁を振るう原晋監督に、右隣の両角速監督はツッコミを入れます。

「やっぱり、ダメだったねって言わせたい」

これには、原晋監督も両手を打って、大受けです。

「『やっぱり、今季の青山学院大は弱かった』というオチだけは避けたい」

もともと、同学年で深い親交のある両監督。

今度は、原晋監督が逆襲です。昨年から、自らも走って20キロ減量した両角速監督に、

「ライザップのテレビCMに出ようとしているんじゃないの?」

これには、観衆も大爆笑です。

東洋大・酒井監督は不敵な笑み、駒沢大・大八木監督「手応えあり」

2人の陰に隠れた形ですが、東洋大の酒井俊幸監督も、6年ぶりの王座奪還へ意欲的です。

「エースの相澤晃(4年)=学法石川=は、絶対的な存在。上りは(東京五輪マラソン代表のOB服部)勇馬(トヨタ自動車)よりは上。条件が合えば、勇馬超えの記録が出るかも」

今シーズンは出雲駅伝3区1位、全日本大学駅伝3区1位の相澤晃選手は、箱根駅伝2020では花の2区での起用が有力です。

酒井俊幸監督は、不敵な笑みを見せました。

「有効打の1つで、4区もある。他大が嫌なのは、どっちでしょうか」

※12月29日追記 相澤晃選手は往路2区での起用エントリーとなりました


一方で、使いたい選手16人をキッチリ脱落者もなく揃えられた駒沢大の大八木弘明監督は、照れながらも、余裕を感じさせました。

「久々で緊張しています。往路から、しっかり行かないと」

大八木弘明監督は、3年連続で、山下一貴(やました・いちたか)選手(4年)=瓊浦〈けいほ〉=の往路2区への投入を示唆。

「復活の駒沢をつくらないと。手応え? ありますよ(笑)」

帝京大の中野孝行監督は、終始、謙虚な姿勢を崩しませんでした。

「世間では『5強』と言われていますが、ウチは入ってないです。一角でも崩せたら」

CSで放送予定、12/29区間決定

丁々発止の舌戦を繰り広げた監督トークバトル。

生中継はありませんが、CSの日テレジータスで録画中継が放送されます。

「箱根駅伝 監督激突トークバトル」
CS日テレジータス
12月15日(日)20:00~21:30
12月21日(土)15:30~17:00

また、今回は終了してしまったものの、監督トークバトルは、一般の観覧申し込みも可能です。

詳細は、箱根駅伝公式サイトから、どうぞ。

注目の箱根駅伝2020の区間登録は、12月29日(日)10:30締め切りです。

1区から10区までの出走選手10人と、補欠選手6人の区間登録が行われます。

これもまた見逃せません。箱根駅伝2020、ますます熱くなってきました。

箱根駅伝2020の監督トークバトルのテレビ中継はある?登録選手発表会の見どころも!

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