中日ドラフト1位の石川昂弥(東邦)の育て方は?背番号は何番でプロで通用する?












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中日のドラフト1位に指名された石川昂弥内野手(東邦)。両親の英才教育や育て方、背番号、プロで通用するか、などをリサーチしました。

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契約金1億円、背番号「2」を提示

氏名:石川昂弥(いしかわ・たかや)
生年月日:2001年6月22日(18歳)
出身地:愛知県半田市(はんだし)
家族:父・尋貴(ひろたか)さん(48歳)=トヨタ自動車労組専従、母・由香子さん(46歳)=パート、姉・愛菜さん(21歳)、弟・暎貴さん(14歳)=中学2年
学歴:半田市立有脇(ありわき)小学校卒業、半田市立亀崎(かめざき)中学校卒業、私立東邦高等学校卒業3年在学中
身長:185センチ
体重:90キロ
投打:右投げ右打ち
守備位置:内野手

まずは、2019年10月17日(木)に東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われたプロ野球ドラフト会議から。

1巡目にオリックス、中日、ソフトバンクの3球団に重複指名された石川昂弥内野手。

抽選に立った中日の与田剛(よだ・つよし)監督(53歳)は見事、交渉権確定の当たりくじを引き当てました。

その結果、石川昂弥内野手は、地元の中日ドラゴンズへの入団が内定しました。

 

11月1日(金)、名古屋市のホテルで入団交渉を行い、石川昂弥内野手は契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を結びました。

契約条件は、前年度のドラフト1位、根尾昂(ねお・あきら)内野手(19歳)=大阪桐蔭=と同じ。

背番号は現段階では未定ですが、中日球団側は、荒木雅博コーチ(42歳)が引退した2018年まで付けていた背番号「2」を提示しています。

入団交渉後の記者会見で、石川昂弥内野手は、目標を聞かれました。

「(侍ジャパン強化試合の)テレビでは(広島の)鈴木誠也(すずき・せいや)さん(25歳)の打撃を見ています。日本の4番を打てる打者になりたい思いは、強くなっています。いつかは、トップチームの日本代表に入りたい」

11月16日(土)には、学校行事で沖縄を訪問していた石川昂弥内野手は、中日の秋季キャンプを見学。清水昭信スカウト(36歳)と共に、先輩たちが汗を流す姿を目に焼き付けました。

現在は、地元・半田市で練習メニューをこなしながら、2020年1月の自主トレ開始を待っている状態です。

石川昂弥は3歳でバット、元球児の父が英才教育

石川昂弥内野手は2001年6月22日、会社員・石川尋貴(ひろたか)さん(48歳)の長男として出生しました。

尋貴さんは、東邦高校の野球部出身。身長181センチの恵まれた体格で、高校時代は捕手を務めていました。

1989年春、東邦高校はセンバツ優勝。しかし、尋貴さんはベンチには入れず、高校野球を終えました。

「僕は控えの選手でしたが、息子にもやっぱり野球をやってほしくて。昂弥が3歳の頃には、バットを持たせて、投げたり打ったりしていました。部屋の中や自宅の庭、家の前の道路でやることもありました。通っていた小学校がすぐ近くだったので、そこのグラウンドでやったり、練習場所には困りませんでした」

話は前後しますが、尋貴さんは愛知県で就職した後、東邦高校の1学年後輩だった由香子さん(46歳)と結婚しました。

由香子さんは高校時代、バレーボール部の選手として活躍していました。

結婚して、最初に生まれた子が長女・愛菜さん(21歳)。愛菜さんも中学時代はバレーボール部で、県立半田商高では野球部の女子マネジャーを務めていました。

スポーツ一家の石川家で、両親に愛されながら、昂弥さんは、スクスクと成長してゆきました。

3歳から始めた野球の英才教育が実を結び、すぐに地元では誰もが知る有名な存在になっていました。

半田市立有脇小2年のとき、石川昂弥さんは、少年野球クラブ〈ツースリー大府(おおぶ)〉に入りました。

クラブの代表、下村勉さん(65歳)は、東邦高校OBで、尋貴さんの先輩です。

「小学2年で入ってきて、教えたら、すぐに上手くなる子でした。小4のとき、中日スポーツに『スーパー4年生』と取り上げられましたよ。走攻守でバランスのいい選手でしたね」

昂弥さんの入部と同時に、尋貴さんも、コーチとして〈ツースリー大府〉に入りました。

尋貴さんは、昂弥さんが小学校を卒業するまでの4年間、コーチとして熱心に指導に当たりました。

「小学生の頃は、コーチとして怒ることもありました。『裏で支えてくれている人が常にいることを、忘れちゃいけないよ』と、ずっと言ってきました」

なるほど、強豪校で3年間、控えの選手として過ごした尋貴さんならではの、心のこもった言葉ですよね。

野球の素質のある子は、得てして天狗(てんぐ)になったり、傍若無人でチームの嫌われ者になったりします。

自分のおかげで、このチームは保(も)っているんだと考えてしまうわけです。

その考えは、あながち間違ってはいません。

しかし、野球選手として上を目指す人間にとって、小さい満足で終わってしまう、小さくまとまってしまうことは決してプラスではありません。

小年野球のエースで4番で「スーパー4年生」で、それがどうした。昂弥、お前はもっと上を目指す人間だろう。安い満足をするな、もっともっと高みを目指せ。

そのためにも、人に優しくなれ。どんな素晴らしい選手だって、1人では野球はできない。

お前が打席に立てるのは、誰かが打席に立てなかったからだ。お前が投手なのは、誰かがマウンドを譲ってくれたからだ。

だから、常に感謝の心を忘れるな。周りがあって、お前があるんだ――

尋貴さんの教えが、今にも聞こえてきそうです。

小5まで肉嫌い、小6で球速130キロ

母・由香子さんの目には、石川昂弥内野手は、ガツガツしないマイペースな子に映っていました。

野球の才能とは打って変わって、石川昂弥内野手は、食が細かったんです。今では、ちょっと考えられない立派な体格なのに、です。

当時を、下村勉さんが、振り返ります。

「小5ぐらいまで、昂弥くんは肉が嫌いでね。ウチは肉屋をやっているので、選手の自宅に卸すこともあるんです、黒毛和牛とかね。でも、昂弥くんは『あまり好きじゃない』と。大きくなるにつれて食べられるようになって、今では5人前をペロリ。ご飯も丼5杯は食べていました。部位は、イチボ(牛のお尻上部の柔らかい赤身肉)が好きみたいです」

小6の2013年、石川昂弥内野手はドラゴンズジュニアに選ばれ、札幌で行われた全国大会に出場しています。

その頃には、石川昂弥内野手は、投手と野手の“二刀流”で、球速130キロを超えるストレートを投げ込んでいました。

半田市立亀崎中に上がると、石川昂弥内野手は硬式野球の〈愛知知多ボーイズ〉に入りました。

中3の2016年8月、石川昂弥内野手は〈NOMOジャパン〉に選ばれ、米国遠征も経験しました。

父の母校・東邦高校に入ると、1年春からベンチ入り。

2019年3月、春のセンバツでは全5試合に先発、3本塁打を放ち、優勝に貢献。

2019年7月の「夏の甲子園」愛知大会では2回戦、対星城戦で先発して7回を投げ、被安打13、9失点と思わぬ絶不調で、まさかのコールド負け。

まあ、星城はベスト8入り、準々決勝で優勝した誉(ほまれ)に敗退するなど、普通に強かったわけですが。

夏の甲子園の後、気を取り直して臨んだU18野球W杯では、全試合で不動の4番打者に据わりました。打率は3割3分3厘の好成績です。

こうしてみると、石川昂弥内野手は、やはり投手ではなく、野手が本職なのだと分かります。

ドラフト会議の前から、石川昂弥内野手は、プロ入り後は打者一本でゆくと明言しています。

「目標は三冠王」ビッグマウスと評判に

ドラフト会議で中日から指名された直後、石川昂弥内野手は会見で、目標を三冠王と大きく掲げました。

「落合博満さん(65歳)みたいなバッティングができればいいなと、思います」

入団前の高校生が、プロ入り後の目標を三冠王、理想の選手を三冠王3度の不世出の大打者に置くのですから「ビッグマウス」と大騒ぎになりましたよね。

大学の野球部に入る選手だって、将来の目標を三冠王とは言わないでしょう(笑)。

物凄い自信ですが、尋貴さんは、補足します。

「大きなことを言ってますけど、考えや思いは、言わないと実現しない。小さなことを言っていると、それが目標になってしまうので『言葉にすることが、大事だぞ』とは、言ってきました」

なるほど。敢えて口に出して、自分の目標として設定してしまうわけですね。

小さな夢や目標を立てていたら、それで終わってしまう。

全打席ヒットを狙うから3割を打てるんであって、3割を打てばいいやという考えなら打率1割も達成できないでしょう。

一般人や一般社会での是非はともかく、プロフェッショナルのスポーツでは、とても大事な考え方だと思います。

穴のない中距離打者、鈴木誠也タイプ

さて、そんな石川昂弥内野手ですが、果たして、プロではどのぐらいの活躍が期待できるのでしょうか。

旧知の元球児Uさんに聞いてみました。Uさんは、私立強豪校で甲子園を目指した経験があります。

――石川昂弥内野手ですが、プロで、どれぐらい通用するでしょうか。
「ウーン、難しい質問ですね。現段階で、1つ言えるとしたら、1年目の活躍は期待できないでしょう。あの根尾くんだって、無理でした。セ・リーグ31年ぶりの高卒新人王となった村上宗隆内野手(19歳)だって、2年目でした。石川昂弥くんが1年目から活躍できるとは、ちょっと考えられません」

――将来的には、三冠王になれるでしょうか。
「分かりません。プロとアマの差は、物凄く大きいんです。高校野球で活躍しても、そのままプロ野球で通用する選手は、ほとんどいません。それぐらい、差がデカイ。一軍レベルともなれば、打者なら全員が、失投をホームランにする力を持っている。投手なら、常時130キロ台後半で、ギリギリを突いてくる。打てなくて当然で、そこから、どう這い上がるかが、勝負になります」

――打者としての石川昂弥内野手の魅力は、どうでしょうか。
「懐が深い、ゆったりと構えるところが、落合博満さんを多分に意識していると思います。でも、基本的に中距離打者で、穴が少ない点は、むしろ山本浩二さんや鈴木誠也外野手に似たタイプです」

石川昂弥内野手がプロでどれぐらい活躍できるかは、やはり未知数です。

しかし、父・尋貴さんは、石川昂弥内野手への期待を高めています。

「本人は『ホームランは狙わない』と言っていますが、期待されているのは長打。そこは狙ってほしい。あとは、できるだけ長くやってほしいですね」

球団から提示されている背番号「2」は、偉大な先輩、荒木雅博コーチが付けていた重い重い背番号です。

でも“ビッグマウス”の石川昂弥内野手なら、きっと引き受けてくれる――そんな気がしています。

石川昂弥内野手のプロ1年目が、今から楽しみです。

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