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マラソン日本記録保持者の大迫傑選手(28歳)がMGCで3位。東京五輪マラソンの3人目は大迫選手か、設楽悠太選手(27歳)か。緊急リサーチです。

設楽悠太(左)と大迫傑
伏兵・中村が優勝、服部2位、大迫3位に
2020年の東京五輪マラソン代表を決める男子のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)は9月15日、東京・明治神宮外苑発着で行われました。
スタート前から優勝候補と注目されていた“BIG4”は大迫傑(おおさこ・すぐる)選手、服部勇馬(はっとり・ゆうま)選手(25歳)、設楽悠太(したら・ゆうた)選手(27歳)、井上大仁(いのうえ・ひろと)選手(26歳)でした。
中継のTBSとNHK、陸連も、思わぬ結果にビックリしたのでないでしょうか。
レースは、伏兵・中村匠吾(なかむら・しょうご)選手(27歳)が残り3キロ地点でスパート、2時間11分28秒で優勝しました。
マラソン中村匠吾の恩師・大八木監督も感激、涙で「男だろ」など声かけに行けず#MGC #マラソン #駒大 #komazawa https://t.co/ovRfLpBwnC
— スポーツナビ・陸上編集部 (@sn_gorin) September 15, 2019
2位には“BIG4”の服部勇馬選手が、大迫傑選手をかわして、ゴールイン。東京五輪代表が内定しました。
2時間5分50秒の日本記録を持つ、注目の大迫傑選手は、残り3キロで中村匠吾選手のスパートについてゆけず、3位に終わりました。
🏃🏻♂️東京五輪選考レース🏃🏻♂️
🌈スタート直後飛び出した💥🏃🏻♂️設楽悠太☘️独走態勢からペースダウン💦 大丈夫か‼️
残り5キロ💦ここからが勝負‼️ 第2集団 近づき38キロ地点で力尽きる💧🎉優勝は中村匠吾🎉富士通 2:11’28″五輪内定
二位に服部勇馬/五輪内定
トヨタ
設楽悠太は14位💧 pic.twitter.com/jhxGY9Z6dO— 師康 (@seimaru002400) September 15, 2019
また、大迫傑選手の前の日本記録2時間6分11秒をマークしていた設楽悠太(したら・ゆうた)選手は、スタート直後の飛び出し策が失敗。
#MGC
6km地点#設楽悠太 独走 pic.twitter.com/0vj103qX8d— Runners Care (@hone_hone_net) September 15, 2019
一時は2位以下に2分以上の差をつけたが、徐々に失速。37キロ付近で先頭集団に追い付かれ、結局14位に終わりました。
設楽悠太 選手
37km 給水地点
2位集団に追い越される pic.twitter.com/fZb216iq1B
— 貧乏旗本四男坊 (@gvAu5vmP4JTUWXR) September 15, 2019
2018年アジア大会「金」井上大仁(いのうえ・ひろと)選手(26歳)は、中盤から2位集団に離され、見せ場なく27位に終わりました。
“BIG4”は服部勇馬2位、大迫傑3位、設楽悠太14位、井上大仁27位と、明暗が分かれました。
大迫傑か設楽悠太か?東京五輪マラソン代表
服部勇馬選手は文句なしに東京五輪代表に内定しましたが、設楽悠太、井上大仁両選手は落選。
日本記録保持者の大迫傑選手は、ビミョーな3位です。
今後のファイ誰かがナルチャレンジ(12月・福岡、3月・東京、3月・びわ湖)3レースの結果待ちとなりました。
3レースで、誰かが、大迫傑選手の日本最高記録2時間5分50秒を破れば、その選手が代表に選ばれます。
逆に、誰も、大迫傑選手の日本最高記録を破らなければ、大迫傑選手が3人目の代表に選ばれます。
大迫傑選手が日本最高記録を叩き出したのは2018年10月、米シカゴマラソンです。
一方、前日本最高記録2時間6分11秒を設楽悠太選手が叩き出したのは、2018年2月の東京マラソンです。
東京マラソンのコースは、きつい坂がなく、記録が出やすいんです。
設楽悠太選手は、MGCこそ飛び出し策が失敗しましたが、天候次第で、大迫傑選手の日本最高記録を更新する可能性があります。
設楽悠太選手にしても、それに賭けるしかありません。
大迫傑と設楽悠太の直接対決はなるか
問題は、大迫傑選手の対応なんです。
設楽悠太選手が、2020年3月1日(日)の東京マラソンにエントリーすると発表したら、大迫傑選手も出場しないと世間の批判にさらされてしまいます。
「アイツ、人の失敗を、ただ待っているのかよ」
「嫌な野郎だね。卑怯者(ひきょうもの)じゃん」
大迫傑選手としては、設楽悠太選手の挑戦を受けて立たないと、何を言われるか分かりません。
たとえ東京五輪に出場できても、日本全国で心からの応援をしてもらえません(と、少なくとも、大迫傑選手は感じてしまいます)。
今日(2019年9月18日)から、2020年3月1日の東京マラソンまで165日、5カ月12日あります。
それだけあれば、東京五輪への調整は可能です。
大迫傑選手は“待ち”の姿勢をやめて、直接対決すべきです。
もしも、大迫傑選手が勝てば、堂々と、2020年8月9日(日)の東京五輪マラソンに出場すればいい。
東京マラソンから東京五輪マラソンまで161日、5カ月8日あります。夏マラソンと違って、冬マラソンはダメージの回復も早いです。
もしも、大迫傑選手が東京マラソンを回避して、設楽悠太選手が日本最高記録を更新して東京五輪代表を勝ち取ったら、目も当てられません。
陸連の2度目の報奨金1億円を取るのを見せつけられたうえに、東京五輪の代表の座まで奪われるんです。
それなら、直接対決で負けるほうが、何倍もマシでしょう。
そう考えたとき、大迫傑選手と設楽悠太選手が2020年3月1日の東京マラソンで直接対決する可能性は大きいです。
陸連としても、それを望んでいるはずです。
もちろん、日本中が直接対決を望んでいます。
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