
スポンサードリンク
延長サヨナラ勝ちで45年ぶり5回目の夏の甲子園出場を決めた秋田中央。佐藤幸彦監督の嫁や子ども、出身校、経歴、指導法などをリサーチしました。
就任4年目、45年ぶり甲子園に導く
氏名:佐藤幸彦(さとう・よしひこ)
生年:1973年(45歳)
家族:妻・亜紀子さん(45歳)、長女・結夏(ゆいか)さん(20歳、早稲田大学)、長男・起樹さん(17歳、秋田高校2年)
学歴:秋田市立城東中学校卒業、秋田県立秋田高等学校(偏差値71)卒業、国立東京学芸大学(偏差値47.5~62.5)卒業
甲子園出場歴:1991年全国高校野球選手権(3回戦、大阪桐蔭4-3秋田・延長11回)、2003年全国高校野球選手権(2回戦、天理3-2秋田)
守備位置:内野手
監督歴:秋田県立平成高校(1998~2001)、秋田高校(2002~2015)、秋田県立秋田中央(2016~)
7月21日(日)、秋田市のこまちスタジアムで行われた全国高校野球選手権秋田大会の決勝。
第3シード・秋田中央(旧・秋田市立)が中盤にリードを広げるも、第1シード・明桜(旧・秋田経法大附)が8回表に4点を返し、一気に同点。
夏の秋田大会の決勝では、6年ぶりの延長戦へ突入しました。
明桜は11回表、4番・平尾三塁手の左越え二塁打と5番・漁野右翼手の犠打などで1死満塁のチャンス。
しかし、後続打者が右飛、二塁走者の封殺による併殺が完成してチェンジ。
11回裏、秋田中央は1番・新堀遊撃手の中前安打と2番・鷹島三塁手の犠打で1死二塁。1人倒れて、4番・斎藤光・一塁手(3年)の中越え適時二塁打でサヨナラ勝ちを収めました。
その瞬間、佐藤幸彦監督は1人、大きな感慨に浸っていました。秋田中央の監督就任から3年、今、大きな大きな栄光を手にしました。
「苦しい試合でしたけど、選手が良く粘ってくれた」
佐藤幸彦監督の目指してきた「考える野球」が結実した瞬間でした。
ABSニュース
高校野球秋田県大会決勝
延長11回秋田中央サヨナラ勝ち✨キャッチャー野呂田くん。
まだ1年生なのに打つしリードもすごいなぁ。#秋田中央 pic.twitter.com/jYGHm0IBGi— チョコパイ (@chocopai555) July 22, 2019
本日の #とうほく報知 は、特別版!
一面で、秋田大会優勝の #秋田中央 をどーんと掲載。
熱戦となった #明桜 との決勝戦をふり返ります。#高校野球 #スポーツ報知 pic.twitter.com/q2yKVjJiv0— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) July 22, 2019
【秋田】秋田中央 丸刈り禁止で45年ぶり甲子園 キーワードは「主体性」― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/nDgbn1Q96z
— スポニチ野球記者 (@SponichiYakyu) July 21, 2019
秋田中央、45年ぶり甲子園 延長で満塁のピンチしのぐ https://t.co/byiY2iUm1Z
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) July 21, 2019
高校野球 #秋田大会 決勝#秋田中央 5x-4 #明桜
延長11回裏、秋田中央 #齋藤光 内野手のサヨナラタイムリーで秋田中央が劇的勝利!
甲子園出場を決めました。#高校野球 #甲子園 pic.twitter.com/lDXmqwYhX7— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) July 21, 2019
秋田中央高校45年ぶりの優勝、そして甲子園出場決定おめでとうございます!
延長戦までもちこむ白熱した素晴らしい試合でした!ピンチになっても全員で守り切るプレーに感動しました!
秋田県代表として甲子園で暴れてきてください!応援しています!本当におめでとうございます! pic.twitter.com/DQas0lmGw3
— やちこ (@yachi4510) July 21, 2019
秋田県の皆さま、明日22日に秋田県内で販売される日刊スポーツ1面は、45年ぶりの甲子園出場おめでとうございます。秋田中央高校で1面ドーンと大展開します。ぜひ一読を、よろしくお願いします #高校野球 #kokoyakyu #秋田県 #甲子園 pic.twitter.com/Gk46qNPspR
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) July 21, 2019
【号外】秋田中央が45年ぶり5回目の夏の甲子園出場!秋田大会決勝👑 https://t.co/Tfw2bv4I03 pic.twitter.com/jfjZ3gXUzA
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) July 21, 2019
幸彦監督も大喜びよ pic.twitter.com/PqrLYC4P9z
— リュウタロウ (@hayasaka_ryu) July 21, 2019
29歳で母校の監督になった佐藤幸彦
佐藤幸彦監督は文武両道の秋田の名門、県立秋田高校を出ています。
夏の甲子園の前身、第1回全国中等学校優勝野球大会(1915)で、秋田高校の前身、旧制秋田中学は初戦の準々決勝で山田中(現在の三重県立宇治山田高校)を9-1で破りました。
続く準決勝では優勝候補、早稲田実を3-1と撃破。
決勝では、京都二中(現・京都府立鳥羽高校)に延長13回2-1とサヨナラ負けを喫しています。
一方で、秋田高校からは2019年、東大合格者12人が輩出するなど、県下一の進学校でもあります。
そんな文武両道の秋田高校の野球部員として佐藤幸彦監督は高3の1991年、夏の甲子園に選手として出場しています。
初戦の2回戦で、京都府立北嵯峨高校と対戦、4-3とサヨナラ勝ちを収めました。
秋田中央 佐藤幸彦監督 pic.twitter.com/Vq8nlszjCr
— にゃむぼん (@nyamubon) July 21, 2019
続く3回戦、秋田高校は、萩原誠内野手(阪神、近鉄)、背尾伊洋投手(近鉄、巨人)を擁する大阪桐蔭と対戦。延長11回の死闘、勝ち越しに成功し、あと1死でゲームセットにまで追い込みながら、逆転サヨナラ負けを喫しました。
その大会、大阪桐蔭は決勝で沖縄水産を13-8と破り、初出場・初優勝を成し遂げています。逆に考えると、その年の秋田高校は、優勝校をあと1つに追い込むほど強かったんですね。
内野手だった佐藤幸彦監督は、高校卒業後は東京学芸大に進学、教員を目指しました。
東京新大学リーグでプレーした後、卒業してからすぐに母校・秋田高校に講師として赴任。
2年後の1998年、秋田県に教員として採用され、新設校の県立平成高校(秋田県横手市)の保健体育の教諭として着任しました。
4年後の2002年からは、母校・秋田高校に着任、野球部監督を務めました。
2003年には、監督として母校を夏の甲子園に導きました。初戦の2回戦で、天理(奈良県)に3-2と惜敗しています。
母校の監督を14年務めた後、2016年からは秋田中央高校に異動、野球部の監督を務めています。
「考える野球」2度のスクイズピンチを脱出
そんな佐藤幸彦監督ですが、エリートとしてのキャリアとは裏腹に、部員の自主性を重んじた「考える野球」を提唱し、実践させています。
2018年夏の甲子園決勝は、全校生徒が校舎で金足農の戦いを応援しました。主将の熊谷郁哉投手(3年)は、当時の本心を打ち明けます。
「一般の生徒は喜んで金足農を応援していたけど、僕たちは複雑な気持ち。来年は必ず自分たちが甲子園に行くと誓い合った」
2019年4月から、佐藤幸彦監督の発案で野球部員の髪形が自由化されました。
「高校野球イコール丸刈りだと思って欲しくない」
固定観念を捨てて、全て自分たちのアタマで考えろというわけですね。
練習メニューも、キャプテンら部員たちの意見を採り入れて、時には変更します。
部室内の管理のルールも、自分たちだけで決めさせました。
決勝の球場には、全選手がバスではなく、自宅から自転車で集合しました。
佐藤幸彦監督の唱える「考える野球」が実りました。
0―0で迎えた5回表無死二、三塁、明桜の9番・西村一塁手への3球目を佐藤幸彦監督のサインで外しました。
飛び出した三塁走者を挟殺でアウト。なおも1死三塁の先制ピンチに、野呂田漸捕手(1年)は、相手監督を見て、
「もう1回スクイズが来る!」
直後の4球目も再び外し、西村一塁手は三振、ピンチを脱しました。
「2回目のスクイズを外したのは、バッテリーの判断。本当に良くやった」
自ら考える野球が光り輝きました。
甲子園出場を自らの一打で決めた斎藤光・一塁手は1月、打撃練習中に突然、左の手のひらを骨折しました。
重なる練習で蓄積していた疲労骨折で、8針縫う手術を受けました。
一番成長する冬の時季。佐藤幸彦監督は、斎藤光・一塁手に、説き続けました。
「我慢だ」
2カ月後、練習に復帰。右手だけのティーバッティングで、打球を右方向へ飛ばせるようになりました。
しかし、試合で結果が出ませんでした。我慢、我慢の日々。
4番打者として臨んだ決勝も、併殺、三振、三振。
7回裏の第4打席でようやく2点タイムリーを放つも、8回表、明桜の猛攻で4-4の同点に。
一塁手として満塁のピンチを3度もしのぎ切りました。
耐えに耐えた末の延長11回裏、タイムリ二塁打でサヨナラ勝ちを決めました。ー
長女、長男も秋田高校
佐藤幸彦監督には、同い年の亜紀子夫人(45歳)と、早稲田大学に在学中の長女・結夏さん(20歳)、長男・起樹さん(17歳)の家族がいます。
ななななんと、結夏さんも、起樹さんも秋田高校に入っています。結夏さんは高校時代、野球部の女子マネでした。
また起樹さんも、父と同じ秋田市立城東中学校から秋田高校に進み、しかも野球部で捕手を務めています。父子で同じ県内の別チームでやっているわけですね。
試合で当たったりしたら、どうなるんでしょうか。
実際、2018年9月6日は、秋季県大会の地区大会準々決勝で、秋田3-2秋田中央と対戦しています。奥さんの亜紀子さんとしては、いったい、どっちを応援すべきなんでしょうか。
幸い、その後は、公式戦では両校は対戦していませんが(笑)。
結夏さんは評判の美人で、地元では有名な方です。お父さん譲りの大きい眼がとても印象的ですよね。まるで工事現場の人みたいに真っ黒に日焼けしたお父さんと並ぶと(笑)、色の白さが際立ちます。
SNSなどを通じて、父・佐藤幸彦監督や秋田中央ナインの情報発信をしてくれていますよ。
早稲田大学ではフラダンスサークルに所属する結夏さん、これほどの健康美人をテレビ局がほっておくとは思えません。実名で、顔出しもOKな結夏さん。もしかして、女子アナを志望しているのかもしれませんよね。
長男・起樹さんはすでに新チームの一員として来年に向けて活動をスタートさせたでしょう。
佐藤幸彦監督と亜紀子夫人、長女・結夏さんには、これから最高に熱い夏が待っていますね。
秋田中央ナインの健闘を心から願っています。
駿河総合の紅林弘太郎の出身中学や家族は?意中のドラフト球団や指名予想も!
スポンサードリンク