東海大相模の西川僚祐(りょうすけ)の中学や家族は?意中のドラフト球団に指名予想も!












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第101回全国高校野球選手権神奈川大会の組み合わせが行われ、プロ注目の西川僚祐選手(2年)の東海大相模は第1シードで登場です。西川僚祐選手の出身中学や家族、2021年ドラフト会議予想をリサーチしました。

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186cm94kg、高校通算31発、神奈川のシン・ゴジラ

氏名:西川僚祐(にしかわ・りょうすけ)
生年月日:2002年4月19日(17歳)
出生地:千葉県船橋市
家族:両親、兄
学歴:船橋市立古和釜(こわがま)小学校卒業、市立古和釜中学校卒業、私立東海大学付属相模高等学校(偏差値59)2年在学中
球歴:古和釜小1年時に「薬円台(やくえんだい)リトルスター」で野球を始める。古和釜中では「佐倉シニア」でプレー、主に4番を務めて中3時に全国選抜とジャイアンツカップの両大会で優勝。ジャイアンツカップ決勝では、東京ドームの右翼席に2ランを打ち込んだ
身長:186センチ
体重:94キロ
守備位置:外野手
投打:右投げ右打ち

人呼んで「神奈川のシン・ゴジラ」。東海大相模の西川僚祐外野手は、1年生のときから強豪・東海大相模でクリーンアップを打っています。

身長186センチ、体重94キロというプロ顔負けの体格で、ホームランを量産。元ヤンキースの“ゴジラ”松井秀喜さん(45歳)を彷彿(ほうふつ)させるスラッガーに、誰が付けたか「神奈川のシン・ゴジラ」のニックネーム。

高校通算31号の本塁打を放っていますが、西川僚祐外野手は高校1年の時点で30発。

高校史上最多111本塁打の、北海道日本ハムファイターズの、あの清宮幸太郎内野手(20歳)でさえ、早実1年の時点で22号。西川僚祐外野手は、すでに8本も上回っています。

西川僚祐外野手は、東海大相模の先輩で北海道日本ハムファイターズの大田泰示(おおた・たいし)外野手(29歳)を目標に意気込んでいます。

「相模で歴代1位の大田泰示さんの通算65本は、確実に超えたい」

右打ちのサク越えもできる大砲だが、清宮幸太郎内野手の111号については控えめです。

「そこは大変です(笑)」

長嶋茂雄さん(83歳)の故郷・佐倉で中学時代に名を上げ、巨人・原辰徳監督(60歳)、日本ハム・大田泰示外野手と続く“サガミの4番サード”の継父を継承しようと覚悟を決めています。2019年からは三塁の守備練習も始めています。

「ただ、自分はまだ甲子園に出られていない。自分が打って勝てるように。打球もまだまだ飛ばせると思う」

門馬敬治(もんま・けいじ)監督(49歳)も、逸材の高校2年目に期待を寄せています。

「とにかく明るい。今後、スランプもくるでしょう。難しいことへの努力をどれくらいできるか」

中3の夏、東京ドームで2ラン

西川僚祐外野手は、千葉の名門・佐倉シニア出身。

中学1年で、佐倉シニアに入ってきたとき、あまりの体の大きさ、大人びた雰囲気に、同じ新入部員だった渡会隆輝(わたらい・りゅうき)内野手(横浜高2年)は、

「どこかのお父さんかなと思ったら、同い年で、びっくりした」

と驚いたんですって。当時の身長ははっきりしませんが、高1の16歳時点で186センチあるんですから、中1の時点で180センチ近かったんではないでしょうか。

そんな“巨人”西川僚祐外野手はすでに長打力はずば抜けていました。でも、中学の3年間はミート力を中心に磨いてきました。

当然ですよね。当たれば飛ぶんですから。長打力はもう天性の力が備わっているんですから、後はミート力が付けば鬼に金棒ですものね。

佐倉シニアでは、最終的に4番・主将を務めました。

2017年3月31日、舞洲ベースボールスタジアム(大阪市此花区)で行われた第23回日本リトルシニア全国選抜野球大会で、佐倉シニアは9-3で八王子(東京都)を下して全国優勝。

2017年8月8日に神宮球場で行われた第45回リトルシニア日本選手権大会の決勝で、佐倉シニアは、世田谷西(関東)に6-5と惜敗。佐倉は一時は5-0と突き放されましたが、驚異的な粘りで最終7回表(中学野球は7イニング制)、6-5と1点差にまで迫りましたが好守に阻まれゲームセット。

その悔しさを晴らすかのように、8月19日に東京ドームで行われた第11回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ決勝では、佐倉シニアは7-3で小山ボーイズ(栃木県)を下し、見事、優勝に輝きました。

西川僚祐外野手は、3-1と2点ビハインドで迎えた終盤の6回裏、価値ある2ランを東京ドーム右翼ポール際に流し打ちで放り込みました。

結局、年間で3回ある全国大会で、西川僚祐外野手のいる佐倉シニアは2回優勝、1回準優勝という素晴らしい成績を収めました。

日本テレビ「Going! Sports&News」でも取り上げられ、元阪神の赤星憲広さん(43歳)に「清宮より凄い。ほんまもんですよ」とまで評されました。

1年夏から4番の西川僚祐

高校進学に当たり、西川僚祐外野手は、実家は千葉県船橋市ですが、

「甲子園に行くなら相模」

と神奈川県での挑戦を選びました。奇(く)しくも、チームメイトの度会隆輝は、同じ神奈川県の横浜高校に進学。2019年の夏も、2人は甲子園への切符を懸けて、相まみえます。

ご家族は、千葉県船橋市にご両親、お兄さんがいるということぐらいしか分かりませんでした。詳しいことが分かり次第、追記してゆきますね。

さて、東海大相模に進んだ西川僚祐外野手は1年の夏から、背番号15でベンチ入り、4番に。

北神奈川大会の初戦2回戦、対厚木東戦に代打で出場。もう1点取られたらコールド負けという場面で、何と初打席敬遠で、高校公式戦デビュー戦を飾りました。

2018年7月19日、保土ケ谷球場で行われた全国高校野球選手権北神奈川大会の3回戦、対大和南戦。

初めて4番・左翼手で先発デビューした西川僚祐外野手は、第1打席は四球。3回の第2打席で、フルカウントから、左翼場外に飛距離130メートルの特大3ランを放ちました。

「中学生の時から、追い込まれた後に食らいついて、最低限の仕事をしようと思っている」

自らも東海大相模OBであるDeNAの稲嶺茂夫(いなみね・しげお)スカウト(40歳)は、

「末恐ろしい。右の大打者といえば、清原さんや落合さん。そうなれる素質がある」

ロッテ・永野吉成チーフスカウト(50歳)

「1年であれはすごい。軸回転で体が回っていて、お手本のような打撃。西武にいそうだね」

1年生からPL学園の主砲として活躍した清原和博さん(51歳)も、西川僚祐外野手の打撃を中学時代から動画でチェックし、スイングの速さや、バットのヘッドを走らせる技術を認めています。

「スイングの速さ。それと僕がけっこう苦労して掴んだ極意みたいなものを、彼はさらっとやっていた。打者は飛ばそうと思うと、バットが体から離れていく。僕は右手がお腹のところ、体の近くにくるように意識していた」

続く、7月27日の準決勝、東海大相模は先制するも、7-4と逆転負け。西川僚祐外野手は先発を外れ、代打出場でヒットするも悔しい幕切れで甲子園への夢を断たれました。

結局、夏の甲子園の予選は、5試合に出場して10打数5安打5打点、1本塁打。

続く秋季県大会では、準決勝で優勝した横浜高に5-2で苦杯。春のセンバツ出場も消えました。

西川僚祐外野手は、地区予選も含めて7試合に出場、22打数9安打13打点、2本塁打で終わりました。

そして迎えた2019年シーズン。春季県大会で、東海大相模は6-2で桐光学園に快勝して優勝。

勢いを駆って、東海大相模は、埼玉県で行われた春季関東大会で、東海大菅生(東京都)を7-3で破り優勝しました。

西川僚祐外野手は全6試合のうち5試合に先発出場、15打数4安打0打点、打率2割6分7厘という物足りない数字で終わりました。

まさに門馬敬治監督の言う「スランプ」の状態になっています。

ライバルは花咲徳栄の井上朋也外野手

高校通算本塁打も、春季県大会4回戦の対日大藤沢戦で、9回表に放ったダメ押しホームラン以来、足踏みが続いています。

しかし、今この苦しい時期を乗り越えれば、きっと花開く時が来るはず。そのときには、憧れの甲子園出場も夢じゃなくなっているはずです。

西川僚祐外野手がライバルと意識している同学年の花咲徳栄(埼玉県)の井上朋也外野手(2年)との甲子園対決が実現するかもしれません。

井上朋也外野手は関西の奈良県生駒市出身。生駒ボーイズの主力として、ボーイズリーグの日本代表に選出。

2017年8月12日に米カリフォルニア州アラメダで行われた世界少年野球大会で韓国を2-1で破り、世界一に輝いています。

西川僚祐外野手は、そんなスラッガー井上朋也外野手に、

「意識はする。同じタイプの打者なので負けていられない」

2020年ドラフト会議で競合が予想される2人。甲子園で夢の直接対決を見たいですよね。

甲子園大暴れで、巨人1位有力

西川僚祐外野手が指名確実な2020年ドラフト会議。西川僚祐外野手を指名する球団はどこでしょうか?

考えられる筆頭球団は、巨人です。

東海大相模は、巨人・原辰徳監督の母校であるうえ、巨人には東海大OB・関係者の選手が5人在籍しています。

菅野智之投手(29歳)=東海大相模・東海大卒
高橋優貴投手(22歳)=東海大菅生・八戸学院大卒
中川皓太投手(25歳)=東海大卒
大城卓三捕手(26歳)=東海大相模・東海大卒
田中俊太内野手(25歳)=東海大相模・東海大卒

巨人の中で、東海大グループは一大勢力なんです。

また巨人のレギュラー外野手では、主に右翼を守っている亀井善行外野手(36歳)が、2021年シーズン中に39歳になるので、世代交代が必要になってきています。

補強の面から見ても、西川僚祐外野手を喉(のど)から手が出るほど、欲しいはず。

さらに2019年オフにFA資格を取得する選手を見ても、外野の目玉は、ヤクルトのウラディミール・バレンティン(34歳)ぐらいしかいません。すでにピークを過ぎたと思われるバレンティンを巨人が取るか、疑問です。

また、2018年オフ丸佳浩外野手(30歳)の人的補償で、巨人から広島に移籍した長野(ちょうの)久義外野手(34歳)が保持しているFA権を行使して2019年オフ、巨人に復帰するにしても2年後は36歳になるので、やはり若い戦力が必要です。

そんなわけで、巨人の指名は、ほぼ確実と思われます。

西川僚祐外野手自身の希望球団も、やはり何と言っても千葉県、それも佐倉市の英雄・長嶋茂雄さんのずっと一筋で所属していた巨人のはずです。何と言っても、ジャイアンツカップで優勝しているぐらいですから。

しかし、目標がプロ入りである以上、基本的に12球団どこでもOKでしょう。趣味や部活ではなく、職業として野球をやるわけですから。

他チームでは横浜DeNAが指名すると思われます。日本ハムは、菅野智之投手のドラフト時に東海大グループを敵に回して、ほぼ“出禁”状態ですから難しいとは思います。

それでも、巨人からトレードで取った大田泰示外野手の例がありますから、強行指名もあるかもしれませんね。

ただ、問題は、不本意なプロ球団に指名された場合、西川僚祐外野手は拒否して、そのまま東海大に進学する可能性があることです。

そこら辺を考え合わせると、巨人の1位指名はあると思いますが、再来年の動向を今から言い立てては鬼が笑います。

やはり、2018年夏、2019年春、2019年夏の甲子園への出場、活躍が、ドラフト指名のカギになってくるはずです。

ここは一発、何としても、夏の甲子園出場を決めて、甲子園でシン・ゴジラ旋風を吹かせてもらいたいですね。

2019年夏の甲子園の神奈川県予選。Cブロックの第1シードに選ばれた東海大相模の初戦は2回戦、7月15日(月・祝)11:00から、保土ケ谷球場で県立相模原中等教育学校(偏差値66)と県立厚木高校(偏差値69)の勝者と当たります。東海大相模は一塁側です。

順当にゆけば東海大相模でしょうが、厚木高校は横浜DeNAの元投手・川村丈夫さん(47歳)が輩出するなど、決して侮れる相手ではありません。油断禁物です。

頑張れ、東海大相模。頑張れ、西川僚祐外野手。

横浜の度会隆輝(わたらいりゅうき)の家族は?意中のドラフト球団は

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