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モナムール清風堂(東京都府中市)のスイーツバイキング2019に行ってきました。予約方法や値段、混雑、オススメメニューなどをリポートします。
味よし!コスパよし!スイーツバイキングの王様
人呼んで、府中の夏の風物詩。武蔵野のスイーツの森。
〈モナムール清風堂(せいふうどう)〉のスイーツバイキング2019が、6月2日(日)から始まりました。早速、行ってきました。
体験リポートの前に、ご存じない方、初めての方にスイーツバイキングの概要をご紹介します。
〈モナムール清風堂〉は1868年創業の老舗イタリアンレストランです。なぜか、店名は「私の好きな人」という意味のフランス語です(笑)。
2階建ての建物の1階は洋菓子店(パティスリー)とカフェ、2階はレストランになっています。
毎年、6月上旬から9月下旬までの日・月に、2階席でスイーツバイキングが行われます。
5月上旬に公式サイトで開催を告知されますが、とても人気で、楽しみにしているスイーツ好きが多いんです。
というのも、ケーキがおいしくて、コスパに優れているんです。
スイーツバイキングと言えば、井上商事(大阪市北区)が全国に展開している〈スイーツパラダイス〉、通称〈スイパラ〉を思い浮かべる方が多いと思います。
〈スイーツパラダイス〉は2019年6月現在、ドリンクバー付きのスタンダードバイキングが70分、大人(中学生以上)1300円(税込み)です。
値段だけを見れば〈スイパラ〉のほうが〈モナムール清風堂〉よりも800円安いです。1分当たりを計算すると〈スイパラ〉18.57円、〈モナムール清風堂〉23.33円と2割も安いんです。
それでも〈モナムール清風堂〉のほうが断然、お勧めです。
失礼ながら〈スイパラ〉のケーキは、何かが足りません。おいしいか、おいしくないかって聞かれたら「フツーにおいしい」。日高屋の中華料理と同じ。
その点〈モナムール清風堂〉のケーキやスイーツは、本当にうまいんです。〈スイパラ〉より2割高くても、ケーキの味は〈モナムール清風堂〉のほうが2割以上はおいしいんです。
おいしいスイーツバイキングなら、ホテルなどでもやっていますよね。
例えば、東京・新宿の〈ヒルトン東京〉1階の〈マーブルラウンジ〉。あそこのケーキはゴージャスで、めちゃめちゃ、おいしいです。ラウンジの雰囲気も最高です。
でも、150分(!)で料金は平日・大人4602円(税・サービス料込み)、4~12歳の子ども2950円もかかります。親子4人で、食べたら1万5104円もしちゃいます。
1万円ぐらい全く気にならない富裕層はともかく、フツーのサラリーマン家庭で1万5104円の出費はかなり痛いですよ。これなら、焼き肉やスシを食べたほうがいいかも。
その点〈モナムール清風堂〉は、ちょうど、いいんです。〈スイパラ〉よりちょっと高い、リーズナブルな値段で、おいしいケーキやスイーツをお腹いっぱい食べられる。
カップルで行ったって、5000円もしません。これはもう、足代を掛けてでも行くべきだと、食いしん坊の私は断言しちゃいます(キッパリ)。
私は決して〈モナムール清風堂〉の回し者じゃありませんが(笑)、「スイーツビュッフェなら〈モナムール清風堂〉がイチ押しですよー」と叫びたい。
もしも、わたしが大金持ちなら〈モナムール清風堂〉を借り切って、お客さんを無料招待して、スイーツパーティーを開きたいです(笑)。それぐらい、好き。
でも、これは推測なんですが〈モナムール清風堂〉さんは、このスイーツバイキングの存在をあまり知られたくないみたいなんですね。なので、テレビや雑誌などでは、あまり宣伝していません。お店としても、ひっそり、やってゆきたいんでしょうね。
なので、代わりに、私がスイーツバイキングの宣伝をしちゃいます。スイーツ好きの方、初心者の方、必読ですよー。
モナムール清風堂の行き方や予約、混雑状況は?
店名:モナムール清風堂
所在:東京都府中市宮町(みやまち)2-1-1
電話:042-361-9774
創業:1995年
実施期間:2019年6月2日(日)~9月30日(日)までの日・月
時間:15:00~16:30(90分間)
定員:30人
料金:大人(中学生以上)2100円(税込み)、小学生1200円、幼児(3歳以上~小学生未満)800円、乳児(2歳以下)無料、ベビーカー持ち込み料500円、ホームページのクーポン、学生証提示で100円引き
メール、チラシ等100円引。各クーポンの併用は不可。
カード:スイーツバイキングは現金のみ
駐車場:37メートルそばにコインパーキング〈タイムズ大國魂〉(30分200円、1日MAX1600円)を利用、会計2000円以上で30分、4000円以上で1時間、8000円以上で2時間まで無料サービス
〈モナムール清風堂〉のスイーツバイキングは、まずお店(042-361-9774)に電話して、予約を取ることから始まります。
日・月の15:00~16:30、各回30人が定員です。かなりの人気なので、平日に来られる方は、月曜の予約がいいと思います。理由は後述。貸し切りなどのご要望は別途、ご相談くださいとのことでした。
2019年6月2日(月)、今年初めてのスイーツバイキングに、私は連れと予約して、行ってきました。
京王線の府中駅で降ります。南口の改札を出てください。北口じゃなくて、南口ですよ←ココ大事
改札を抜けたら、出口4~6のどの出口を出ても、OKです。
でも、今回はいちばん分かりやすい出口6から下りることにします。〈モナムール清風堂〉は、有名な大國魂(おおくにたま)神社の並びですので、道に迷ったら、とにかく大國魂神社を目指してください。
出口6を下りると、ケヤキの街路樹の通りがあります。その名も〈けやき並木通り〉です。〈けやき並木通り〉を向かって左手に進んでください。左側に〈ル・シーニュ〉というショッピングモールがあります。
〈ル・シーニュ〉を過ぎると、今度は〈フォーリス〉というショッピングモールが左側に現れます。〈伊勢丹 府中店〉などが入っていますよ。
〈けやき並木通り〉の突き当たりに、大國魂神社が見えてきます。創建111年、1900年以上の古い歴史を誇る神社です。名前を見ても分かる通り、想像以上に格式の高い神社です。荒俣宏さん(71歳)の小説『帝都物語』(1985)にも登場します。
横断歩道を渡って、突き当たりを左折します。
神社の前の道をまっすぐに進みます。
すぐに〈モナムール清風堂〉が見えてきます。
レトロな感じの店構え、昔のケーキ屋さんという印象です。“Mon amour”はフランス語、“RISTORANTE(リストランテ)”はイタリア語、“PATISSIER(パティシエ)”はフランス語と仏伊混交の看板です(笑)。
店の前に「本日食べ放題」の掲示が出されています。
張り出しメニューの上に、ケーキ全26種類のメニューが出されています。〈モナムール清風堂〉のスイーツバイキングは、このうち25種類のケーキが出されます。でも、実は、お店の人も、よく分かっていませんって(笑)。
お店のサイドウインドーに、スイーツバイキングのポスターが貼られています。
自動ドアの店内に入ると、スイーツバイキングの予約受け付けボードが出されていました。受け付けは10分前の14:50からです。当日は、定員30人のところに、ちょうど14組30人の予約でした。
なので、いったん、店外に出て、受け付け開始を待ちます。
ところで、遅刻しないように気を付けてくださいね。15:00スタートなので15:00に来るのではなく、受け付け開始の14:50に余裕をもって到着するようにしましょう。
受け付け開始時刻になりました。
まず、店の奥のレジに並び、料金を先払いします。公式サイトのクーポンをプリントしてきて、見せれば100円引きの1人2000円になります。現金のみ、カードは不可なので、ご
注意ください。
レジで2人分のクーポン割引料金4000円を支払いました。
レシートと、名前が書かれた札を渡されます。事前に、席に着くテーブルは決められています。
会場は、入り口近くの階段を上った2階です。
階段を上りきった踊り場にいるスタッフさんに、札を渡します。窓際の2人席に案内されました。
珠玉のケーキ25種類以上
開始まで、少し間があるので、先に飲み物を取るように勧められました。
ホットコーヒー、アイスコーヒー、冷緑茶、アイスティー、オレンジジュース、グレープルーツジュースなど7種類のドリンクがフリーです。氷もあります。
私たちは、ホットコーヒーを頂きました。湯を沸かして、キッチンで淹れたコーヒーで、苦味、香りともに満足のゆくものでした。
テーブルの上には、ブリキの花入れみたいな物が置かれています。後から、ケーキやスイーツのフィルムや銀紙を捨て籠だと分かりました。
会場は、カウンターキッチンに客席が正対する構成です。カウンターの上には、銀のトレーにケーキやスイーツが並べられています。皆さん、バシャバシャ、撮影されていました。
カウンター右手から、先ほどのケーキメニューを参照して、ご紹介します。
まず〈四季のタルト〉。ブルーベリー、マスカット、マンゴー、イチゴが載っています。フルーティーで爽やか味わいでした。
次のプレートは、ミニシュークリーム。生クリームとカスタードに、イチゴがサンドされています。
さらに、プリンアラモードのアレンジ版。濃厚でとろける味わいでした。
さらに、奥には、スイカのプレート。詳しくは後述しますが、このスイカが侮れずに、おいしかったです。皆さんスイカを忘れずに食べてみてください。
チョコをやめ、生クリーム系から攻めろ
15:00きっかり、スイーツバイキングが始まりました。
対面カウンターの右手から、丸と楕円の白いプレート、デザート用のミニフォークと先の平たいスプーンのカトラリーを取って、並びます。
このとき、結構、列が長くなるので、ある程度、時間を見計らって、カウンター付近にいると有利です(笑)。
と言うのも、こちらのスイーツバイキングは基本的に、後から補充のない、ある限り、出た限りなんです。だから、早い者勝ちです。
1人で2皿に取りまくっている若い女性もいました(笑)。私はおとなしく、1皿に11品を取りましたが。皆さん、平均的に9~10品は取っているのでは。
写
私と連れの取り皿、どちらも山盛りですよね(笑)。実は、後になって気付いたのですが、こうやって見ると、チョコレート系が多いですよね。これ、仕掛けです。チョコレート系って重いので、いっぱい食べられないんです。
真ん中にあるイチゴのショートを、もっとたっぷり取るべきでした。皆さん、あれもこれも取らずに、プリモピアット(第1の皿)は生クリーム系を中心に攻めましょう。
頃合いよく、自家製キッシュが各テーブルに回ってきて、供されました。これは1人1個なので、必ず頂きましょう。甘い物でしびれた舌の、いい口直しになります。
そう考えて、セコンドピアット(第2の皿)は、生クリーム系を中心に揃えてみました。特に、手前の〈マングフランボワーズ〉のバリエーションが、酸味が爽やかで、気に入りました。
ケーキとスイーツに飽きたので、ドリンクコーナー脇にあるミニチョコレートファウンテンで、バナナを取ってみました。あっさりした風味が、逆においしかったです。
サラダ、ところてん、果物…甘くなくてお勧め
ここで、連れは、カウンターで供されたサラダを取ってきました。もらって食べたのですが、信じられないぐらいおいしかったです(笑)。
つまり、こういう理由なんです。スイーツバイキングが始まると、皆さん、夢中になってケーキやスイーツを取りますよね。ところが十数分で、甘い物はお腹いっぱいになってしまいます。味覚が変化を求めるんですね。
そんなとき、サラダが実にいい口直しになるんです。眼鏡の女性スタッフさんも話していた自慢のドレッシングのかかったサラダは最高です。
まさか、スイーツバイキングに来て、サラダが最高においしいと思うなんて(笑)。
お店の人も話していましたが、甘い物を食べて、サラダで口直しをして、さらに甘い物へと無限ループを描いてゆくのだとか(笑)。
残念ながら、サラダの写真は撮り逃してしまいました、ごめんなさに(汗)
そうこうしているうちに、和スイーツの提供が始まりました。ケーキ尽くしの教訓から、これを逃してはなりません。
早速、取りに行きましたとも! 上から時計回りに、イチゴのショート、あんみつ、ところてん、ピッツァ。
寒天にミカン、イチゴ、あんこ、キウイ。さっぱりして、口の中にフルーツのシンフォニーが響きましたよ。
甘くないところてん、ピッツァも、ウットリするほどでした。しかし、スイーツバイキングに来て、甘くない物のおいしさを知るとは(笑)。
連れの取ってきた皿。初夏の装いですよね。この中で、スイカが素晴らしかったです。砂糖の甘さとは違った、果糖の上品で控えめな甘さ。惚れ惚れしてしまった。ケーキとは違って、フルーツはいくらでも食べられるものなんですね。ビックリです。
ここでパスタ(自家製フォカッチャ)が各テーブルまで回ってきて、サーブされました。1テーブル1皿の貴重な口直し。モチモチして、コシがありチーズの香りが香ばしかったです。あっという間に、胃袋に消えました。
いいかげんに食べ疲れた頃、終了時刻の16:30が迫ってきました。最後の仕上げに、感動的な味わいだったスイカと、フライドポテトを頂きました。ウーン、大満足だぁ。
終了間際、デザート(笑)のデザート(ドルチェ)に、ユズのジェラート(アイスクリーム)。何とも、爽やかな一品でした。口の中や舌が、キュッと締められました。
本当に、本当に、今日は大満足です。これほど、おいしいケーキとスイーツを山ほど食べたのは久しぶりです。
ぜひ、また来ようと思います。
来ようとは思います(汗)。
でも……今日のところは、早く家に帰って爆睡したいです(笑)。神様、もう悪さはいたしません。私をお菓子のない国に連れて行ってください(ウソ)。
とまあ、9月30日までの〈モナムール清風堂〉のスイーツバイキング、皆様もぜひ挑戦じゃなくて(笑)、体験してみてください。きっと、大満足します。
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