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春のセンバツ、第91回選抜高等学校野球大会(毎日新聞社・日本高野連主催)の第4日、3月26日の第2試合で八戸学院光星(青森)と広陵(広島)が当たります。八戸学院光星には「巨人の坂本二世」とも呼ばれるプロ注目の武岡龍世(たけおか・りゅうせい)内野手(新3年)がいます。
いったい、武岡龍世内野手はどんな選手なのでしょうか。また、意中のプロ球団や、ドラフト会議での指名も、とっても気になりますよね。早速、リサーチしてみました。
小2で野球、中学では100メートル県2位も
氏名:武岡龍世(たけおか・りゅうせい)
生年月日:2001年5月28日(17歳)
出身地:徳島県鴨島町(かもじまちょう)=現・吉野川市(よしのがわし)
家族:父、母、兄・大聖さん(八戸学院大野球部、20歳)
学歴:鴨島町立鴨島小学校卒業、町立鴨島第一中学校卒業、私立八戸学院光星高等学校(偏差値36~46)2年在学中
身長:178センチ
体重:70キロ
投打:右投げ左打ち
守備位置:内野手
50メートル走:5秒9
武岡龍世内野手は徳島県の鴨島町出身、鴨島小2年で軟式野球を始めました。
小学6年生になると、硬式野球のクラブチーム〈徳島ホークス〉に入り、小6のとき、チームを全国優勝へと導きました。
鴨島第一中学校に進むと、野球はクラブチームで続けましたが、中学の部活では陸上部に所属。短距離の100メートルで徳島県で2位になったこともあります。
短距離の陸上選手になってもおかしくない、生まれつきの俊足なんですね。
更に、鴨島第一中学校1年のとき、カル・リプケン少年野球世界大会の日本代表チームに選ばれ、準優勝を果たしました。
家族では兄・大聖さんが、同じ系列の八戸学院大野球部で捕手を務めていますね。
名門・八戸学院光星で1年春から正遊撃手
高校は、巨人の坂本勇人(さかもと・はやと)内野手らが輩出した名門・八戸学院光星高校に進学しました。
仲井宗基(なかい・むねもと)監督(48歳)は、武岡龍世内野手を絶賛。1年の春から正遊撃手に抜擢(ばってき)しました。
「1年生を、こんなに早くから使うなんて、ここ数年、記憶にありませんね」
八戸学院光星で1年春から、レギュラーに登用された選手は、阪神タイガースの北條史也(ほうじょう・ふみや)内野手(24歳)、千葉ロッテマリーンズの田村龍弘(たむら・たつひろ)捕手(24歳)しかいません。
巨人の坂本勇人(さかもと・はやと)内野手だって、1年生の秋から正遊撃手の座を掴んだんです。高1の時点では、武岡龍世内野手は坂本勇人内野手を超えているんですね。
しかも、武岡龍世内野手のポジションは、守備のかなめの遊撃手。坂本勇人、北條史也も同じ遊撃手です。
八戸学院光星と言えば、プロ並みの攻撃的守備が有名です。そんな内野陣の中心として、武岡龍世内野手は、攻撃的なショートを務めているんですね。
しかも、守備だけではなく、走攻守の三拍子がそろった選手です。
夏の甲子園で2打点、明治神宮大会ではソロ本塁打
2018年8月11日、夏の甲子園こと第100回全国高校野球選手権大会の1回戦、対・明石商(兵庫県)戦では、武岡龍世内野手は2番ショートでスタメン出場しました。
5打数2安打2打点の活躍で、チームを延長10回、9-8と死闘を制しました。
8月15日の2回戦では、龍谷大平安(京都府)と対戦。しかし、投手陣が打ち込まれ、14-1と大敗を喫してしまいました。
2番ショートの武岡龍世内野手は2打数0安打、しかも失策1まで記録してしまうおまけ付き。よっぽど、気落ちしたんでしょうね。
夏の甲子園が終わった後、武岡龍世内野手は仲井宗基監督の指名で、新キャプテンになりました
11月の明治神宮大会で、武岡龍世内野手は輝きを取り戻します。
2016年の夏の甲子園で、9回裏に5点を取られサヨナラ負けを喫した因縁の相手・東邦(愛知県)を相手に、武岡龍世内野手は9回表、ダメ押しのソロ本塁打を放ちました。チームも7-3と快勝です。
#八戸学院光星 武岡龍世、高校通算14本塁打目が試合を決めた。東邦は2年前の夏の甲子園で、七回まで最大7点リードを奪いながら逆転負けを喫した因縁の相手・東邦。打席に入る構えは小園海斗を彷彿とさせる。明治神宮大会 注目の選手。 pic.twitter.com/8nvdbtGbbH
— 汗と涙。センバツ高校野球 (@gari_wasabi) 2018年11月9日
準々決勝では、高松商(香川県)に9-6と逆転負けを喫してしまいました。
以来、満を持して、武岡龍世内野手は甲子園に臨みます。
果たして、どんな結果か、楽しみですよね。
※3月26日追記
対広陵戦で、武岡龍世内野手は3番ショートでスタメン出場。第1打席で内野安打を放ちました。
ドラフト会議では、武岡龍世は単独指名か
そんな武岡龍世内野手の意中のプロ球団は、やはり先輩・坂本勇人内野手のいる巨人だと思います。
また、巨人もレギュラーショートの坂本勇人内野手が30歳となり、次代のショートが欲しいでしょうから、やはり武岡龍世内野手をドラフト指名候補に挙げているはずです。
しかし、2019年のプロ野球ドラフト会議は、星稜の奥川恭伸投手が一番人気になるはずです。当然、巨人も奥川恭伸投手の指名にゆくはずですよね。
となると、武岡龍世内野手は、単独指名のチームが獲得することになりそうです。
打席に立つ姿は、2018年の夏の甲子園で大活躍した、報徳学園の小園海斗内野手(現・広島東洋カープ)を彷彿(ほうふつ)させると評判です。
#八戸学院光星 ショート武岡龍世(2年) 来年のドラフト候補か。打席立つ姿は報徳学園の小園海斗を彷彿とさせる。意識か無意識かわからないが、小園感溢れる。打席では笑顔、なんというか本物感がある。 pic.twitter.com/uOUFGy5DYF
— 汗と涙。センバツ高校野球 (@gari_wasabi) 2018年11月9日
星稜の奥川恭伸が甲子園で優勝投手になる?意中のドラフト球団も!
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