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東京都台東区の入谷(いりや)朝顔まつり2018に、早起きして行ってきました。朝顔の大、大、大好きなわたし、これで4年連続の参加です。
会場のアクセス方法や混雑状況、お得な買い方の最新情報を集めてきました。実際に足を運んだ者だけが伝えられる、最新現地リポートです。
週末に重なった今年の入谷朝顔まつり
7月6日(金)朝、あいにくの雨の中、入谷朝顔まつりの初日に、早起きして、行ってきましたヨ
今年も朝顔祭りは、7月6日、7日、8日の3日間です。
でも、今年は入谷朝顔まつりの期間が、週末に重なってしまうので、人出で、どっと混雑する状況が予想されます。
実際の混雑ぶりは、どうなのか、現地に行って確かめて来ようと思います。
例年通り、地下鉄の東京メトロ入谷駅から行くことにしました。
入谷駅に到着しました。
でっかいポスターが飾られていて、否(いや)が応でも、期待感が高まります。
入谷駅のホーム内には、こんな感じで、あちこちに矢印マークが記されているので、安心ですね。
それでも、改めてご説明しますと、東京メトロ入谷駅には、ご覧の通り、出口が4つあります。入谷朝顔まつり会場にいちばん近いのは「出口2」ですので、お忘れなく。
「出口1」からも行けますが、横断歩道の信号待ちが結構長くって、イライラしちゃったりします。
というわけで、わたしと同行者は「出口2」入谷交差点方面改札を目指します。
ホームを歩きます。入谷駅にはエレベーターが2カ所ありますが、下り2番ホームだと、エレベーターは遠い「出口4」に出てしまいます。エスカレーターはありません。2番ホームで降りた方は、頑張って階段を上ってくださいね。
「出口2」入谷交差点方面改札です。いったん出てから、撮りました。
これが「出口2」です。
「出口2」のすぐ裏には、喫煙コーナーが設置されていますので、タバコを吸われる方は、こちらで。入谷朝顔まつりの会場内は禁煙です。
出たところの眼の前に〈ファミリーマート入谷店〉がありますので、ATMをご利用の方や、トイレに行かれたい方はこちらでどうぞ。
交差点の近くには〈三菱UFJ銀行〉と〈みずほ銀行〉のATMコーナーもありますよ。
でも〈三井住友銀行〉のATMはちょっと離れた〈いなげや入谷店〉の1階にあるので、もしかしたら〈ファミリーマート〉下ろしちゃったほうが楽かもしれませんよ。
ちなみに、入谷朝顔まつりの露店は、クレジットカードは、ほぼ使えません。調査したわけじゃないので、百パーセント、断言できませんが。なので、現金を下ろしておきましょう。
お勧めの露店はどこ?
いよいよ、言問(こととい)通り沿いにある入谷朝顔まつりの会場に足を踏み入れてみます。
言問通りの南側、入谷鬼子母神(いりやきしもじん)側の歩道一帯は、朝顔の露店がずらーっ立ち並んでいます。
小路にも露店が出ています。
各露店の屋根部分にはブルーシートが引かれていますので、今日みたいな雨の日でも大丈夫です。
露店は、どこも協定価格です。
入谷朝顔あんどん造り6号鉢(2000円・税込み)
配送料全国一律1500円・税込み
各露店には番号が割り振られ、店に掲げられています。
この入谷鬼子母神の境内のいちばん近くの店は「38番」でした。
協定価格とはいえ、やっぱり活気のある露店から、朝顔を買いたいですよね。
わたしが気になったのは「32番」のお店。
夕方のニュース「news every.」(日本テレビ系)で、2年連続で取材を受けているお店です。威勢のよい声の大きい店主さんが目立ちます。
もう一軒、番号は忘れたのですが、言問通り沿いの会場の北端、カフェ&バー〈1-Point〉というお店の近くで、袢纏に前掛けのお姉さん4人組で出している露店があります。
こっちは、絵になるので、素人カメラマンさんが集まっています。いなせなお姉さんに朝顔を選んでもらって、記念写真に納まるのもいいと思いますヨ。
イチ押しは、入谷鬼子母神の境内のお店
でも、わたしのイチ押しは、入谷鬼子母神の境内にあるお店です。
まずは、入谷鬼子母神にお参りしましょう。
ご覧の通り、境内を入ってすぐに、朝顔の鉢が売られていますよ。
入り口の近くに置かれていたのは〈つまみ朝顔〉(500円・税込み)です。
ご覧の通り、小さな鉢に入った朝顔であんどん(支柱)はありません。小ぶりな朝顔を楽しみたい方には打って付けですね。
境内の奥には〈あんどん朝顔〉(2000円)が、ずらりと並べられています。
店員さんに、まず好みの色を伝えよう
自分で選んでもよいのですが、やはり、わたしはスタッフさんに選んでもらいます。この相談が、何とも楽しいんですよね。
店員さんに選んでもらうときに、こちらから伝えたいのは、どんな色の朝顔が希望なのか、です。
青、紫、ピンク、それとも海老茶の団十郎?
自分の好みを伝えて、できるだけ合った朝顔の鉢を選んでもらいます。
もちろん、植物が相手なので、百パーセント、希望通りには行きませんけどね。
聞くところでは、やっぱり、青が人気ナンバーワンですヨ。
九州以南に送れない公式サイト通販を超える裏技
公式サイトでは、朝顔の通販もありますが(7月7日現在、終了)、宅急便が1日で到着する範囲という縛りがあるため、九州には送れません。
ところが実店舗で申し込むと、九州や種子島(たねがしま)でも送ってくれるんですヨ。
やはり、朝顔の世界はネット通販ではなく、実際に足を運ばなければダメな世界だと実感しました。
コレ、どこの誰も、公式サイトでも書かれていない“裏技”ですからね。
九州以南のお知り合いに朝顔を贈りたい方は、とにかく、直接、会場のお店に足を運んで見てください。
周辺ランチは、元祖カツカレーの河金丼で
歩き回ったら、何だか、お腹が空(す)いてきました。
どこか、いいお店はないかなあーと、言問通りの北画をキョロキョロしていたら、あっと驚く行列店が。
うわ、何じゃこりゃと見上げると、〈のだや〉という有名なウナギ屋さんらしいです。食べログ評価で3.8の高得点。
しかし、うな重のいちばん安いので3672円もするので、そんなお金を持ち合わせていないわたしたちはスルーです(汗)。
そのときです。〈のだや〉の脇の小路に、トンカツのお店が。
前に、あるフードライターさんに聞いたのですが、不便な場所、裏通りにあるお店は、それだけの味に裏打ちされているから営業を続けていられるって。
で、トンカツ屋さんの店名〈河金(かわきん)〉を見ていたら、思い出しました!
何と、日本で最初にカツカレーを発明したお店ではありませんか。
こりゃあ入らなくちゃと、連れと2人で恐る恐る引き戸を引きました。
4人掛けの小上がり2卓、2人掛けのテーブル2と全12席の小体なお店です。
1918年(大正7)創業、100年の歴史を持つ名店の流れを汲(く)んでいます。
小上がりに付いたら、お姉さん(笑)が、コップにお冷やをくれました。
すかさず、現店主の祖父が発明したとされる元祖カツカレーである河金丼(かわきんどん)を頼みました。
待つこと十数分。レトロな座卓や、卓上の調味料を見つつ待ちます。
店内はレトロな調度で、壁には料理評論家・山本益博(やまもと・ますひろ)さん(70歳)が子供の頃に浅草の〈河金〉(浅草にあった祖父の店)で、とんかつを食べたという思い出の記事が額に入って飾られています。
テレビのニュースが、ひっきりなしに大雨のニュースを伝えてくれます。
近くの席のお父さんが、いきなりタバコを吸い始めました。見ると、各テーブルには当然の如く、灰皿が置かれています。
こんなところも、たまらなく昭和です。
河金丼が届きました。丼によそったご飯の上に、キャベツの千切りを敷き、ロースカツをのせ、上からカレーソースが掛けられています。
福神漬けも添えられています。ウーン、これは丼に入っているけれど、確かにカツカレーだ。
その河金丼を、スプーンではなく、お箸でいただきます。
予想以上に熱々です。カツも、衣のしっかりとしたカツでした。
しかし、味のほうはグルメリポーターのよく使う「優しい味」ってやつでした。
大きく進化を遂げた現代のカレーじゃないなあ。
でも、まるで子供時代に食べた、お母さんの手作りカレーという感じで、悪くはなかったです。
看板のメニューを載せておきますね。右下にはある「50匁(もんめ)」「70匁」とは、昔の重量の量り方です。
1匁が3.75グラムなので、それぞれ187.5グラム、262.5グラムのロース肉をトンカツに揚げましたよという意味です。
ベランダで、朝顔の包みをほどいて
帰宅して、早速、朝顔の包みをほどきました。
ベランダに置いて、撮ったのがこちら。
緑のバックに緑で、ちょっと分かりづらいかな。
花殻を取って、今日は休ませておきます。
明日から早速、朝顔の花を見るのが楽しみです。
皆様も、入谷朝顔まつり2018、ぜひ実感してみてください。
NO 朝顔 NO LIFEですよ!
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