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2017年6月22日に癌(がん)のため死去した小林麻央(こばやし・まお9さん(享年34)の偲(しの)ぶ会が一周忌の後で開かれました。当日は、実姉の小林麻耶(こばやし・まや)さん(38歳)らテレビ、芸能関係者らが大勢、出席したんです。
でも、偲ぶ会の中盤で、小林麻耶さんがスピーチに立って、小林麻央さんの夫の市川海老蔵(いちかわ・えびぞう)さんをはじめ出席者を、あるひと言や秘話で、思わず凍り付かせてしまったんですって。いったい、何が……。緊急リサーチです。
出席者300人、司会は安住アナ
「小林麻央さんを偲ぶ会」は6月23日(金)、東京都内のホテルのパーティー会場で開かれました。
出席者は、テレビ局の関係者や芸能関係者ら約300人です。明石家(あかしや)さんまさん(62歳)や藤原紀香(ふじわら・のりか)さん(47歳)から、供花が届いていましたって。
司会は、小林麻央さんのTBS時代の先輩・安住紳一郎(あずみ・しんいちろう)アナ(44歳)が務めました。
会場の遺族席には、市川海老蔵さんに長女・麗禾(れいか)ちゃん(6歳)と長女・勸玄(かんげん)くん(5歳)の姿もありました。
ほかには「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で共演していた嵐の櫻井翔(さくらい・しょう)さん(36歳)、「めざましどようび」(フジテレビ系)で一緒だった“アミーゴ”こと伊藤利尋(いとう・としひろ)アナ(45歳)の姿も見られましたよ。
立食スタイルのパーティーだったのですが、スクリーンに映し出される小林麻央さんの映像を見て、麗禾ちゃんと勸玄くんは思い出したのか、しゃくり上げるシーンも見られたりしたんです。
伊藤利尋アナの音頭で献杯を終えた後、小林麻央さんに関わる人たちが次々にステージに上がって思いで話をしていったんですって。
招待客のほとんどは、料理や飲み物に手を付けることなく、スピーカーの話や周りとの思い出話に花を咲かせていましたよ。
鈴江奈々アナが証言「何でも、聞くようにしている…」
まずは「NEWS ZERO」で共演していた鈴江奈々(すずえ・なな)アナ(37歳)。
日テレの局アナ鈴江奈々アナは、フリーアナ(セント・フォース所属)の小林麻央さんと入社試験の面接会場でも居合わせた、いわば“同期入社”。
2人とも2003年から、テレビに登場しています。
そのお2人ですが、ナント、小林麻央さんの母・春美(はるみ)さんと、鈴江奈々の叔母さんが中学時代、大親友だったんですって。
そんな不思議な“縁”を初めて明かして、鈴江奈々アナは小林麻央さんとの思い出を語ります。
「私の知る麻央ちゃんは、すごい食いしん坊でした。
(「NEWS ZERO」を終えた)夜中の2時なのに、麻央ちゃんは、スイーツをペロッと食べていましたね」
鈴江奈々アナの話を受けて、櫻井翔さんは、
「麻央ちゃんは、深夜の〈すしざんまい〉で炙(あぶ)りエンガワ(ヒラメの背びれ肉)ばかり食べてたよね」
全く知らない暴露話が飛び交う中、市川海老蔵さんはビミョーに引きつっていたんですって。
でも、最大の追い打ちをかけたのは、鈴江奈々アナの思い出話でした。
鈴江奈々アナは、小林麻央さんの結婚の報告に触れ、
「でも、梨園の妻になるって大変じゃない? 義理のお母さま(希美子さん)に気を使うんじゃない?」
すると、小林麻央さんは答えました。
「何でも、聞くようにしている……」
そのときでした、市川海老蔵さんの表情が、少し曇りました。
やはり、ご自分との結婚が、小林麻央さんにとって大変なプレッシャーになっていたと知って、冷静でいられなかったのでしょうね。
小林麻耶の感動スピーチ「また会いたい、お風呂に入りたい、ご飯を食べたい…」
決定的だったのは、会の中盤にスピーチに立った姉の小林麻耶さんでした。
小林麻耶さんはなかなか話し出せなかったのですが、涙ながらに、
「麻央ちゃんがいなくなって、とても寂しくて、つらいです……。
会いたいです。一緒にお風呂(ふろ)に入って語り合いたいし、麻央ちゃんが作ったご飯も食べたいよ。
……そばにいてくれてるのは、分かってるけど、もっともっと、麻央ちゃんを感じていたいです。
海老蔵さんのところばっかり行かないで、たまには、私のところにも来てね……」
小林麻耶さんは続けて、
「この1年、麻央ちゃんの宝物である勸玄くん、麗禾ちゃんに、とても救われました。私しか知らない麻央ちゃんのこと、これからもたくさん、2人に伝えてゆくからね」
参列者から、すすり泣きの声が出ました。深い姉妹愛、誰からも愛されていた小林麻央さんの人柄が伺えるスピーチでした。
さらに、小林麻耶さんは、こう続けました。
「海老蔵さんと(私が)再婚と言われて最近、私がフラれたことになってるけど、酷(ひど)い!」
「(小林麻央さんが)結婚するまで、私たちは同じ家に住んでいました」
「初めてテレビに出た日、結婚した日、母になった日など、節目に必ず手紙の交換をしていました」
出席者には違和感、海老蔵の思いは…
感動一色で埋まったが会場ですが、実は、何人か、違和感を口にする人たちもいたんですよ。
「小林麻耶さんの妹愛の深さは、分かりました。でも、海老蔵さんや、他の人たちがいる前で、ここまで(フラれたとか)言うのか、と」
「海老蔵さんの知らない私の麻央ちゃん――という意識が強すぎて、何か、凍っちゃいましたね」
最後に、市川海老蔵さんは会を締め括って、挨拶(あいさつ)しました。
「私が、麻央と過ごした時間は、皆様に比べて短かったと思っています。
改めて、このように多くの方が麻央と共に生き、仕事をし、過ごしてくださったことを、恥ずかしながら今日、知りました。
私と妻との時間は、皆さんより短いですが、会った瞬間に、この人と結婚するんだと思いました。
女性に、そんな感情を抱いたのは、麻央が初めてでした」
市川海老蔵さんは、小林麻央さんの治療を悔やみ、涙ながらに、こう結びました。
「麻央には到底、及びませんが、お母さま(春美さん)、お姉さん(小林麻耶さん)、子どもたち(麗禾ちゃん、勸玄くん)に、私なりに(愛情を)注いでゆくような人生にしてゆきたい」
市川海老蔵さんの挨拶を聞いて、天国にいる小林麻央さんは、どう思うのでしょうか。
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