“君の名は。カフェバス”いつまで?お勧め聖地に須賀神社も訪問!












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8月3日から東京都内で運行が始まった「君の名は。カフェバス」。初日に乗り込んだリポートの続きです。

運行の期間や、実際のルートや、お勧めの聖地、さらにJR四ツ谷駅前で下車して、須賀(すが)神社にまで行ってきました。

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運行は9月29日(金)まで、月・火が人気

正式名称:君の名は。カフェバス in 東京
期間:8月3日(木)から9月29日(金)まで毎日、無休
本数:1日4本
1便9:00~10:30
2便11:30~13:00
3便15:00~16:30
4便17:30~19:30
所要時間:90分(JR四ツ谷駅前下車の場合は65分)
乗車地:東京駅鍛冶橋(かじばし)駐車場・高速バスターミナル(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-2、電話03-3287-5771)
最寄り駅:JR東京駅八重洲〈やえす〉南口、徒歩6分
降車地:JR四ツ谷駅前、東京駅鍛冶橋駐車場・高速バスターミナルのどちらか
定員:25人
最少催行人員:15人
テーブル数:7卓(4人掛け5、3人掛け1、2人掛け1)、相席あり
ペット:不可
価格:大人・子ども共に1人5800円(税込み)

「君の名は。カフェバス」の運行の最終日は、9月29日(金)です。

きょう、2017年8月5日(土)の時点で、9月29日の午前9時発の1便は、満席となっています。最終日は、駆け込み需要が出て、結構、早く埋まるのでご注意ください。

また、本日時点で月曜日と火曜日の予約は、9月18日(月・敬老の日)を除いて埋まっているので、気をつけてください。なぜなんでしょうね、団体さんが予約するのかな?

それと前編のブログ記事「”君の名は。カフェバス”乗ってみた!予約法や値段にお勧めメニュー」にも書きましたが、日曜日と祝日の1便(9:00発)、2便(11:30発)、3便(15:00発)は青山の絵画館前を通らないので、用心してくださいね。

後で触れますが「君の名は。カフェバス」は、天井のルーフが開く、オープンルーフのバスです。自然の風が吹き込んできて気持ちいいのですが、やっぱり8月中は暑いです。

わたしなんか冷房が恋しくなって「早く、ルーフを閉めてくれよ」と思いましたもん。

そういうわけなので、8月よりも、少し涼しくなった9月が人気です。

公式サイトの予約ページで確認して、早めに予約してくださいね。

http://travel.willer.co.jp/tour/campaign/kiminona/plan01.html

スタート地点から絵画館へ

まずは、気になる「君の名は。カフェバス」のルートをお見せしますね。これ、公式サイトにも出ていないので、貴重な画像ですよ。

ちょっと小さくなっちゃって、見づらいですか。では、下手ですが、わたしがルートを線引きした地図を載せておきますね。

スタート地点の東京駅鍛治橋(かじばし)駐車場を出ると、カフェバスは一路、絵画館(かいがかん)へと向かいます。

正式名称:聖徳記念絵画館(せいとくきねんかいがかん)
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町(かすみがおかまち)1-1(明治神宮外苑〈がいえん〉)

主人公の立花瀧(たちばな・たき)くん(17)が、高校の同級生で、アルバイト仲間でもある藤井司(ふじい・つかさ)と高木真太(たかぎ・しんた)と、絵画館の前を歩くシーンがありましたよね。

神宮外苑の先がとんがったイチョウ並木の向こうに、あのおわん形の丸い屋根が見えてきました。

信号で停車した間に、バスガイドさんが天井のルーフを押し開けてゆきます。でも、最後部にいたわたしたちのテーブルは、ルーフで覆われたままです。くれぐれも、シニアで予約しないほうがいいですヨ。

絵画館に近付いたところをパシャリ。

話は前後しますが「君の名は。カフェバス」が発車すると、乗客は全員、シートベルトを着用しなければなりません。立ち上がったり、席の移動も禁じられています。

なので、進行方向に向かって右の席に着くか、左の席に着くかで、シャッターチャンスが変わってしまうんですね。

最初の絵画館は、幸いにも、バスの右側に位置していたので、どうにか写真を撮れました。

バスルートは時計回りなので、どちらかというと、右側の席が有利だったかなあ。

また、当たり前ですが、どうしても進行方向に背を向ける形で座ると、シャッターチャンスが不利になります。そこら辺を、お含み置きくださいね。

各席には電源コンセントが付いていて、スマホやパソコンの電源を取れます。

JR信濃町駅前の歩道橋と信濃町駅

続けて、バスは、JR信濃町(しなのまち)駅前の歩道橋の下を通過しました。それが、これ。歩道橋の向こうに、信濃町駅が小さく見えています。

映画と違って、外から、下から見ると「あれ!? 普通の歩道橋だ」って感じでした。

駅前歩道橋と、駅は近いので、一瞬の間でした。運転手さんは、できるだけ、ゆっくり走ってくれたのですが、信号待ちを含めて1分もなかった感じです。

四谷4丁目交差点から、ドコモタワーを望む

バスは四谷4丁目交差点に向かいます。キングコングが登った、あのニューヨーク市のエンパイアステートビルにそっくりな建物が、ドコモタワーです。正式には、NTTドコモ代々木ビルといって、地上27階、高さ239.85メートルあります。一般の人は立ち入れません。

映画では終盤、彗星(すいせい)が降ってから8年、瀧くん(25)は大学を出て就職し、ヒロイン、宮水三葉(みやみず・みつは)ちゃん(27)は上京して、OL暮らしをしています。

冬のある日、中央線下りに乗っている瀧くんと、総武線下りに乗っている三葉ちゃんが、電車の窓ガラス越しに目が合います。

JR新宿駅で降りた瀧くんは、三葉ちゃんを求めて、四谷へと歩きます。

そのとき、バックにドコモタワーが見えるのでした。印象的なシーンで、わたしはよく覚えています。

瀧くんは、三葉ちゃんを求めて、甲州街道(国道20号)のこの辺りを歩いたんでしょうね。

そう思いながら、街並みを見ていると、胸がいっぱいになってきます。

そう、まさに、このシーンです。ビルとビルの間に挟まれて、ドコモタワーがそびえています。

JR新宿駅周辺へ

バスは、新宿ユニカビジョンに差し掛かります。映画では、東京の夜を描くのに登場していましたね。

ユニカビジョンの前は小さなトンネルになっており、トンネルに隠れた後、もう1回、シャッターチャンスがありますヨ。それが、これ。

西新宿の新都心歩道橋下の交差点です。映画のオープニングで、瀧くんが歩く街並みとして使われています。いかにも東京っ子の瀧くんのイメージと、岐阜の田舎娘の三葉ちゃんのイメージを対比させるのに効果的でしたね。

スカート状の曲線を持った高層ビル、損保ジャパン本社ビルが、わたしの印象に強く残っています。

バスは、新宿警察署裏の交差点を走ります。

この帯状の信号機も、いかにも大都会のシーンを演出していましたね。

新宿駅南口です。瀧くんの体に入れ替わった三葉ちゃんが、新宿駅南口に来て、あこがれの東京を見て喜ぶシーンに使われていましたね。

しかも、このときは駅ビル〈ルミネ〉に映画『君の名は。』DVD発売記念の巨大ポスターが張られていたんです。『君の名は。』ポスターと「君の名は。カフェバス」が出合うなんて、実にステキですよね。

ポスターは、もう1枚あります。バスガイドさんが尋ねたら、同行のお客さんの中で買われた人は、当たり前にいましたよ。

JR四ツ谷駅から須賀神社へ

バスは、最後のスポット、JR四ツ谷駅に差し掛かりました。わたしたちは予定を変更して、ここで下車して、あの須賀(すが)神社を訪ねてみることにしました。

JR四ツ谷駅は、瀧くんが、アルバイト先の先輩、奥寺(おくでら)ミキさんとのデートの待ち合わせ場所に使われましたよね。ここです。

奥寺先輩、ステキで、瀧くんじゃなくても、ドキドキでしたよね。

四ツ谷駅前の目抜き通り、新宿通りを西の新宿方向へ向かって歩きます。道路左の歩道を歩くと便利ですよ。

〈ローソン100ストア〉に差し掛かったら、左折します。

後は、この道〈須賀神社参道〉をまっすぐ進むだけです。

須賀神社の入り口が見えてきました。

これが、例の石段ですヨ。

映画のラスト、瀧くんと三葉ちゃんは、この石段で擦れ違います。坂を上り切ったところで、瀧くんは振り返り、

「あのぉ、俺、君をどこかで……」

実際には、坂を上り切ると、須賀神社の鳥居が見えてきます。

せっかくなので、お参りしてゆきましょう。鳥居をくぐります。

女性が何人も来ては、お参りしてゆきます。わたしたちも柏手を打って、拝みました。

神社わきの絵馬掛けには、こんな外国語の絵馬がいっぱい掛かっていました。

すごい。映画のおかげで、須賀神社も国際的になりましたね。

これは、合格祈願ですね。3回も繰り返しています(笑)。

お水舎(みずや)は、こんな感じです。

来たときとは別の坂を下って、帰ります。

坂の途中の自販機に、ポスターが張っていました。わたしたちは、矢印の場所にいるんですね。

見返りました。改めて思うのは、東京って坂の多い街なんですね。

スイーツも楽しめ、65分で聖地9カ所

前編、後編に分けてお送りした「君の名は。カフェバス」試乗リポートは、いかがだったでしょうか。

今回、わたしたちはJR四ツ谷駅で降りて、徒歩で須賀神社を訪ねたのですが、自分でも正解だった思います。

というのも、四ツ谷駅を出ると、バスは25分、スタート地点の東京駅鍛冶橋駐車場へと走るだけなんです。東京駅に用事のある人はいいですが、特にない人は無駄な時間です。

須賀神社は、四ツ谷駅から徒歩12分で着きますので、ここは、ぜひ寄りたいところですよね。

実際、今回、回った聖地の中で、ツアーには含まれていないけれど、いちばんよかったです。

運営会社のウィラートラヴェル(本社・大阪市北区)の添乗スタッフさんに聞いたら、

「本当は、須賀神社も入れたかったんですが、バスが入れないので」

それは、残念でした。仕方ないですよね。だからこそ、JR四ツ谷駅で降りて、徒歩で須賀神社を訪ねてみることをお勧めします。

バスで回ったスポットで個人的にお勧めだったのが、絵画館です。ここは大都会・東京の中でも緑にあふれて、絵になる場所です。

ところで、どうして新海誠(しんかい・まこと)監督(44)の『君の名は。』では、新宿、四谷、信濃町といった場所が多用されるのでしょうか。

答えは、新海誠監督の事務所〈コミックス・ウェーブ・フィルム〉が市谷(いちがや)にあるからなんです。ご存じでしたか。なので、バスツアー中に、実は新海誠監督と擦れ違っていたのかもしれませんね。

ツアーの間は、車内では、RADWIMPSのテーマ曲が流され、ムードを高めてくれていました。

最後に、一言。

パンケーキにコロッケパン、アイスラテを楽しんで、結構、大食いのわたしでも、お腹がいっぱいになりました。

そのうえ、9カ所の聖地を、たかだか65分間(スタートの東京駅鍛冶橋駐車場に戻ると90分)で回れるんだから、すごくお得なツアーだったと思います。

とりわけ、夏のこの季節、自分で歩き回ったら、汗まみれになってしまって、デートどころじゃありませんよね。

スマートなカップルだったら、「君の名は。カフェバス」に乗ってリーズナブルに聖地巡りをすれば、デートも大成功間違いなしです。

そんなわけで「君の名は。カフェバス」、わたしはイチ押しです。

“君の名は。カフェバス”乗ってみた!予約法や値段にお勧めメニュー

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