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6月22日に亡くなった元キャスター・小林真央さん(享年34)の夫で歌舞伎役者・市川海老蔵さん(39)に突如わき起こった小林真央さんの治療費未払い問題。市川海老蔵さんは7月20日、ブログで一部報道を否定しました。
一説には3000万円とも伝えられた未払い治療費問題。真実はどうなのか、専門家からもお話を伺って、緊急リサーチしてみました。
「治療の検証求め、3000万円未払い」と報道
この問題を最初に報じたのは、ある女性週刊誌の8月1日号(7月18日火曜日発売号)です。
記事によると、市川海老蔵さんが最後に入院していた、日本有数の私立総合病院(慶応義塾病院と、ほぼ推定されています)に対し不信感を持ち、弁護士を通じて、病院側に抗議したそうです。訴訟も辞さないという内容だったそうです。
市川海老蔵さん側の主張によると、
「最初の検診や治療方針が誤っていたのではないか。治療方針や診療は適切だったのかどうか、再度検証してほしい。
結論が出るまで、言われるがままの治療費を払うことはできない」
という内容だったそうです。
そして、小林麻央さんが入っていた1泊5万円の個室の差額ベッド代が5カ月分(153日分として765万円)、健康保険の適用外の高額な新薬の治療代、合わせて3000万円を超える治療費の支払いをストップしているというものでした。
市川海老蔵は大あきれ、ブログで完全否定
これに対し、市川海老蔵さんは、女性週刊誌の発売翌日から、ブログでメディアへの不信感をあらわにしています。
7月19日(水)の「週刊誌」と題されたブログ記事です。
今日はずっとバンでつけてるようです、
こまりますね、
撮るのも載せるのも良いですが
真実ではない事は書かないようにね、
そして
空想や想像や憶測は良くないとおもいまーす。
もちろん嘘もです、
さらに7月20日(木)の「記事になった事を確認したら未払いありました!」という記事では、
記事では3000万円という事ですが、
なんと未払いは
3万円でした、
それは
まだ麻央がまだ通院する予定での
未払いで
3万円が
3000万円って、
うちの母は可哀想(かわいそう)に鵜呑(うの)みにして
私に深刻な顔で
話にきましたよ。
市川海老蔵さんの怒りは冷めやらぬみたいで、3日連続の7月21日(金)にも「多くの友から連絡が」というタイトルの記事をアップしています。
本当に3000万とか未払いなくて
あんな記事でたの?
と、そうだよ。
ネガテイブキャンペーンにしては
酷(ひど)すぎるぞ!
人として最低だよ、
と、そうだな、
がんばるよそんなやりとりが朝から結構あり
何気に疲れるから
嘘(うそ)記事やめてくれー
専門家は治療費未払い報道に否定的
小林麻央さんの治療方針の検証などを求めて、市川海老蔵さんが治療費3000万円の支払いをストップさせているとの報道について、独自に専門家に聞いてみました。
まず伺ったのは、生命保険会社で営業を務めるAさん(50代)です。
あの記事は、わたしも気になったので、週刊誌を買って読みました。
まず、わたしが不思議に思ったのは、病院の支払いは月ごとなので、支払いを滞らせられるわけがないということです。
3000万円は、大病院に取ってもデカイお金ですから。
2016年7月に入院していた小林麻央さんの差額ベッド代も含めた自己負担の治療費3000万円を、12カ月、1年間も支払いを待ってくれるはずがありません。
支払わないと、逆に市川海老蔵さんのほうが訴えられてしまいますよ。
それと小林麻央さんが使用したと見られる、がんの新薬〈オプジーボ〉ですが、100ミリグラムで約73万円、体重60キロのがん患者さんが、1年間使うと年3500万円かかる計算になると言われています。
しかし、わたしがヘンだなあと思ったのは、現在、大半の生命保険や医療保険には先進医療特約が付いており、小林麻央さんの生命保険にも付いていたのではないか、という疑念です。
例えば、チューリッヒ生命の〈終身医療保険プレミアムDX Lady〉ですと、30歳の女性が毎月3217円を支払う〈LCプラン 60日型〉なら、通算2000万円まで先進医療をカバーできます。
もちろん、先進医療には〈オプジーボ〉の治療も含められています。
なので、小林麻央さんが〈オプジーボ〉の治療を受けたとしても、生命保険でカバーできたのではないかと思うんです。
さらに言えば、〈LCプラン 60日型〉なら差額ベッド代も1日5000円、小林麻央さんの乳がんを含む女性特定疾病なら、さらにプラス5000円の合計1万円が60日分を限度に、保険から支払われるんです。つまり、60万円ですね。
なので、通常の生命保険なら、最高2060万円まで保険でカバーできるのに、未払い治療費が、3000万円も残っているなんて信じられないですよね。
市川海老蔵さんの否定する通り、週刊誌の記事は疑わしいと思います。
がん死の家族も、報道に不信感
家族をがんで亡くし、闘病生活の実際をよく知るBさん(50代)も、報道への不信を口にします。
先進医療と言えば、2015年11月に亡くなった相撲協会の北の湖(うみ)元理事長(享年62)、元横妻・千代の富士(享年61)が、同じ鹿児島市内の病院で、重粒子線治療を受けていました。
1回200万円ほどかかる治療を、数カ月に1回、受けなければならなかったそうです。
先進医療の治療費もともかく、東京から鹿児島市に行く交通費、ホテルなどの宿泊代の自己負担がきつかったと噂で聞いています。
北の湖、千代の富士の2人が生命保険に先進医療特約を付けていたかどうかは知りませんが、交通費やホテル代は、先進医療特約でもカバーし切れなかったのではないでしょうか。
そう考えたとき、東京を離れなかった小林麻央さんには交通費やホテル代は発生しなかったわけだし、そんなに巨額の治療費を請求されたしたら、実に不思議です。
わたしも、週刊誌の記事はちょっと怪しいと思います。
病院側はさぞ困惑?
わたしの伺った専門家は、週刊誌報道に否定的でした。
しかも、小林麻央さんは2016年10月1日付の「ご報告」というタイトルのブログ記事で、こんなふうに気持ちを記しています。
病院の先生方の勇断により、
先日、手術を受けることができました。先生方が大きな手術にチャレンジして
下さったことは、
大いに大いに喜んで、
心からの感謝をしています。
病院や医師への感謝を記している小林麻央さん。
夫の市川海老蔵さんが、そんな小林麻央さんの気持ちを無にして、病院側を脅しつけるようなふるまいは、するはずもないと、わたしは思います。
病院側も、週刊誌の報道に、さぞ困惑しているのではないでしょうか。
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